PURE-J

PURE-J女子プロレス

日本の女子プロレス団体「PURE-J女子プロレス（ピュア-ジェイじょしプロレス）」は、2017年に設立されました。その名称は、前身の一つであるJWP女子プロレスが大切にしてきた「ピュアハート」という精神と、さらにその源流にあたるジャパン女子プロレスの頭文字「J」に由来しており、団体の歴史と理念を受け継ぐ意味合いが込められています。

歴史

PURE-J設立の契機となったのは、JWP女子プロレスに所属していた選手たちの独立でした。2017年2月8日、コマンド・ボリショイ、KAZUKI、Leon、中森華子、勝愛実、ライディーン鋼、藤ヶ崎矢子の7選手は記者会見を開き、所属していたJWPプロデュースとの契約が4月をもって終了することに伴い、新たに独自の女子プロレス団体を立ち上げる意向を表明しました。その後、同年3月28日にコマンド・ボリショイにより新団体名が「PURE-J女子プロレス」となることが発表されました。前身団体であるJWP女子プロレスは、2017年4月2日の後楽園ホール大会をもってその活動に終止符を打ちました。

PURE-J女子プロレスは、前身団体の活動停止から約4ヶ月後の2017年8月11日、東京・後楽園ホールにて待望の旗揚げ戦を開催しました。この旗揚げ戦では、津田紗希氏がリングアナウンサーとしてデビューを飾っています。旗揚げ以降も、新たな才能を迎え入れ、団体の歴史を紡いでいます。2018年4月15日にはマリ卍、2019年4月14日にはAKARI、同年8月11日には久令愛、そして2020年8月10日には大空ちえがそれぞれデビューを果たしました。

特徴 - PURE-Jアワード

PURE-J女子プロレスの特色の一つとして、「PURE-Jアワード」があります。これは、年間を通じて最も活躍した選手や優れた試合などを表彰する制度です。アワードの受賞者は、ファンとマスコミによる投票によって決定され、団体の年間活動を締めくくる重要なイベントとなっています。

過去には、以下のような選手や試合が表彰されました。

2017年:
MVP: 中森華子
ベストバウト賞: 12月17日 後楽園ホール PURE-J認定無差別級選手権試合＆敗者髪切りマッチ 中森華子 vs DASH・チサコ
特別賞: 藤ヶ崎矢子
エネミー賞: DASH・チサコ
2018年:
MVP: 中森華子
ベストバウト賞: 12月9日 後楽園ホール PUER-J認定無差別級選手権試合 中森華子 vs 中島安里紗
特別賞: コマンド・ボリショイ

このアワードは、選手たちのモチベーション向上に貢献するとともに、ファンにとっても一年間の戦いを振り返る機会となっています。

所属選手とスタッフ

PURE-J女子プロレスには、キャリアを積んだベテランから未来を担う若手まで、個性豊かな選手たちが所属しています（情報は2020年8月時点に基づきます）。

所属選手:
KAZUKI
Leon
中森華子
ライディーン鋼
谷もも
AKARI
久令愛
大空ちえ

団体の運営を支えるスタッフも重要な存在です。

スタッフ:
レフェリー: テッシー・スゴー
リングアナウンサー: 津田紗希, 伊藤こーへー（ジャッジサポート）

歴代所属選手

PURE-Jの歴史には、団体に在籍し、その礎を築いた選手たちの貢献があります。

主な歴代所属選手:
コマンド・ボリショイ
藤ヶ崎矢子（現：YAKO）
勝愛実
マリ卍

外部リンク

団体に関する詳細な情報は、以下の公式ウェブサイトやSNSで確認できます。

PURE-J女子プロレス公式サイト
PURE-J女子プロレス (@purejpro) - X（旧Twitter）
* PURE-J女子プロレス (purejpro) - Facebook

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