Party Rockets GT

Party Rockets GT (パーティーロケッツ ジーティー)とは

Party Rockets GTは、かつて存在した日本の女性アイドルグループです。ユニバーサルミュージック内のアイドル専門レーベルROCKET BEATSから第一弾アイドルとしてデビューしました。仙台発のエンタメガールズユニット「B♭」（ビィフラット）のメンバーから選抜された7名で2012年6月に「Party Rockets」として結成されました。B♭のロックテイストをさらに進化させたガールズユニットというコンセプトでした。

略歴

結成当初からメンバーの活動休止や一時離脱などを経て、2012年8月15日に6名でavex traxレーベルよりシングル「初恋ロケット」でメジャーデビューを果たしました。その後もメンバーの卒業が相次ぐ中、エリック・マーティンから楽曲提供を受け、2013年2月にユニバーサルミュージックのROCKET BEATSレーベルに移籍し、2ndシングル「MIRAIE」をリリース。オリコン週間ランキング28位を記録しました。同年8月には3rdシングル「セツナソラ」をリリースしましたが32位と順位を落とします。リーダーの渡邉幸愛が卒業するという逆境の中、2014年には@JAM総合プロデュースを務める橋元恵一をプロデューサーに迎え、4thシングル「Let's Go!!」では15位を記録し、自己ベストを更新しました。

2013年2月には定期ライブをスタートさせ、ラジオのアシスタントMCやパーソナリティを務めるなど活動の幅を広げ、生バンドライブも行うなど新たな試みも積極的に行っていました。目標は「ドームツアー」であることを掲げ、2015年3月には乙女新党とのコラボレーションによるユニット「乙女Rockets」で初のスプリットツアーを仙台・名古屋・大阪・東京の4会場で開催しました。

2015年1月、ステップワンからあるあるCityの子会社・あるあるCityエンターテイメントへの移籍が発表され、同年4月には活動拠点を東京に移しました。同年7月には藤田あかりが卒業し、2名となったParty Rocketsのマネージメントは一旦所属レーベルのROCKET BEATSに預かりとなり、新メンバーを募集することが発表されました。

2015年10月、新メンバー4人を発表し、10月12日に渋谷WWWにて開催した『Party Rockets ワンマンライブ〜REVOLUTION〜』で、「Party Rockets GT」に改名することを発表。6人体制での活動を開始しましたが、同年12月9日付でARISAが体調不良による持病の悪化を理由にParty Rockets GTの活動と芸能活動からの卒業を発表しました。

2017年には、アイドルイベント『アイドル甲子園』を主催するエイトワンが運営を担当。一方で、2015年に加入した3人については、加入前から所属していたスパイス（ファンプレイス・スパイス事業部）に引き続き所属していました。

2017年12月17日にZepp DiverCityにて開催した『Party Rockets GT ONEMAN LIVE〜Future〜』をもってFUMIKAとHIMEKAが卒業し、2017年12月27日に渋谷にて開催した『Party Rockets GT LIVE〜beginning〜』より、SAEとARISAを加えた新たな5人体制での活動を開始しました。

2019年8月19日に現体制での活動終了が報告されました。メンバー全員から活動終了を希望する申し出があり、協議を重ねた結果その旨を受理したとのことです。

現体制最終公演は2020年2月24日に行われました。現体制終了後、HARUKAは吉木悠佳として単独活動を続け、NANASEとAYUMIは学業、就職活動に専念、SAEは2021年より3人組ガールズユニット「夢∞NITY」のメンバーとなっています。

ユニット名の由来

ユニット名の由来は「ロックのパーティのような楽しさと、ティーンズの大きな夢を乗せてより上に飛びだしていこう！」というユニットのコンセプトからきています。「ロックなロケット」と表現されることもありました。また、グループ名の「ロケット」を支えるということから、ファンは「燃料」と呼ばれることもありました。

解散

2020年2月24日、白金高輪SELENE b2で行われた『Party Rockets GT Last Tour -Finally-』をもって解散。結成発表から通算2820日の活動に幕を下ろしました。

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