『popdod』は、日本のロックバンド、
BEAT CRUSADERS(ビークル)が
2008年6月4日に
デフスターレコーズからリリースしたメジャー3枚目の
アルバムです。
概要
本作は、ビークルデビュー10周年とヒダカトオルの生誕40周年を記念して、ヒダカの誕生日である
6月5日の前日に発売されました。
オリコンチャートでは最高4位を記録しています。
2007年の全国ツアー終了後、クボタマサヒコの「また全国を回りたい」という一言がきっかけとなり、ヒダカの誕生日である6月リリースを目指してレコーディングが行われました。年明けから3ヶ月ほどの期間でレコーディングを完了させたとのことです。
本作は、CDのみの通常盤、CD+DVDの初回生産限定盤、そして完全生産限定アニバーサリーパッケージの3形態で発売されました。特に完全生産限定盤は、予約の時点で売り切れになる店舗が続出するほどの人気でした。
2010年に公式サイトで突然の解散が発表されたため、本作は
BEAT CRUSADERSにとって最後のオリジナル
アルバムとなりました。
リリース形態
通常盤: CDのみ
初回生産限定盤: CD+DVD (ビークル主催のライブイベント"BOYZ OF SUMMER '07"の模様を収録)
完全生産限定アニバーサリーパッケージ: CD4枚、DVD1枚の計5枚組
初回生産限定盤 (CD+DVD) の内容
初回生産限定盤は、LASTRUM時代のシングル「NEVER POP ENOUGH e.p.」「FIRESTARTER」「CAPA-CITY」の復刻版、そして過去の発売告知ポスター絵柄を使用したスペシャルカード13+1枚がセットになった豪華仕様でした。ヒダカの誕生日にちなんで6000セット限定、5000円(税抜)で販売されました。
収録曲
1. TIME FLIES, EVERYTHING GOES (2:47)
アルバムのリード曲。ミュージックビデオも制作され、久々にTROPICAL GORILLAのCimが出演しています。
TVQ九州放送『TVQスーパースタジアム』2009年度テーマソング。
テレビ神奈川『saku saku』
2008年6月度エンディングテーマ。
2. LEMON HEAD (2:57)
2008年のツアー前半戦のタイトルとなりました。
3. BECAUSE (4:53)
4. SHOOTING STAR (2:28)
BPMは210と、ビークルの楽曲の中で最速です。
5. GARDEN IN THE SHELL (4:53)
6. WORK IT OUT (3:43)
ゲストボーカルとしてBREMENのエリーが参加。BREMENは2008年のツアーに対バンとして同行しました。ギターのカトウタロウがキーボードを演奏しています。
7. CHINESE JET SET (3:55)
ミュージックビデオが制作されています。
8. OLGADIES (3:04)
9. LET'S GET BACK (3:20)
10. SOLDIERS IN MY SOUL (3:45)
ケイタイモがグランドピアノを演奏。ビークルの楽曲でグランドピアノが使用されたのは、メジャー1stアルバム『P.O.A. -POP ON ARRIVAL-』の初回盤に収録された「SAY GOOD-NIGHT」以来です。
11. SHOOT THE SKY (3:19)
ツアー後半戦のタイトルとなりました。カトウはこの曲でもキーボードを演奏しています。
12.
WINTERLONG (3:45)
11thシングル。本作の発売に合わせてミュージックビデオが制作されました。本作に収録されたシングル曲は「WINTERLONG」のみで、シングルバージョンはフェードアウトで終わりますが、アルバムバージョンは完奏しています。
13. SUMMEREND (5:18)
ツアー中盤戦のタイトルとなりました。bloodthristy butchersの吉村秀樹がギターでゲスト参加しています。
14. JIVE (2:40)
全作詞:ヒダカトオル
作曲・編曲:
BEAT CRUSADERS