Power Macintosh 7500

Power Macintosh 7500は、1995年8月から1996年5月にかけてAppleによって設計・販売されたパーソナルコンピュータです。1995年のMacworld Expo ボストンで、Power Macintosh 7200や8500と同時に発表され、これらのMacは「Power Surge」ラインと呼ばれ、前機種からの大幅な速度向上がアピールされました。

7500は、Mac愛好家から「Outrigge」と呼ばれる新しいケースデザインを採用しました。後継機種としては、CPUがPowerPC 601からPowerPC 604または604eプロセッサに変更されたPower Macintosh 7600、および7600と同じ筐体ながらビデオ入力機能がないPower Macintosh 7300が存在します。

ハードウェア

Power Macintosh 7500は、Apple初のPCI対応Macの一つです。NuBus拡張カードはサポートされていません。100MHzのPowerPC 601プロセッサを搭載し、これはドーターカードとして交換可能です。また、コンポジットビデオとS-Videoの入力機能を搭載していますが、出力機能はありません。これは、7500がマルチメディア編集機ではなく、ビデオ会議システムとして設計されたためであり、Power Macintosh 8500がその役割を担っていました。

メインバスは45MHzまたは50MHzで動作し、CPUはこの速度の整数倍または半整数倍で動作します。バスはRAMやL2キャッシュの影響を受けやすく、クロックスピードを上げようとするサードパーティ製CPUカードで問題が発生する可能性がありました。

モデル

Appleによる標準構成に加え、再販業者がさまざまな製品構成を提供していました。

Power Macintosh 7500/100： 16MB RAM, 1GB HDD, AppleCD 600i 4倍速CD-ROMドライブ

外部リンク

Apple_Support_Area/Manuals/computers/0307654APM7500.pdf'>Power Macintosh 7500/100データシート - Apple
Power Macintosh 7500/100 - 技術仕様 - Apple
lowendmac.comのPowerMacintosh 7500
* everymac.comのPowerMacintosh 7500

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