シェーン・ガラースのソロ
アルバム『Primer』は、彼の多才な音楽性を存分に堪能できる作品です。
ドラマーとしての卓越した技術はもちろんのこと、
ギター、ベースの演奏、そしてボーカルまで、全てを一人でこなしています。この
アルバムは、シェーンの音楽的な才能が多岐にわたることを証明するものでしょう。
特に注目すべきは、
B'zの「裸足の女神」のカバーである「HADASHI NO MEGAMI」です。この曲では、シェーンが日本語で歌っており、彼の新たな一面を垣間見ることができます。また、この曲のミュージックビデオで使用された
ギターは、松本孝弘氏が所有する1991年製のレスポールであり、
ギターソロの際にはバックプレートに貼られたフェラーリのステッカーが確認できます。これは、ファンにとっては見逃せないポイントでしょう。
アルバムのオープニングを飾る「TIME TO FEED」では、
B'zの
稲葉浩志がブルースハープで参加しています。シェーンと
稲葉浩志、二人のミュージシャンのコラボレーションは、この
アルバムに特別な彩りを加えています。この曲は、
アルバム全体の勢いを決定づける重要な一曲と言えるでしょう。
収録曲は以下の通りです。
1. TIME TO FEED
2. CAROL
3. ODE TO GERTRUDE(INSTRUMENTAL)
4. HADASHI NO MEGAMI
5. PARTY DUDE
6. THE LOST WEEKEND
7. NEW BEGINNING
8. L.A.C.A.
この
アルバムには、
シェーン・ガラースの他に、以下のミュージシャンが参加しています。
シェーン・ガラース:ボーカル、全楽器演奏、プロデュース、エンジニアリング
稲葉浩志:ブルースハープ(#1)
Diane Gilbert:ヴィオラ(#3)
Kayo Yoshida:追加のバックボーカル(#4)
また、Junk Man Recordsからリリースされた海外盤では、収録曲が異なっている点にも注意が必要です。
『Primer』は、
シェーン・ガラースの音楽的な才能と多様な表現力を示す、まさに彼の音楽キャリアにおける重要な一歩と言えるでしょう。彼の音楽ファンはもちろん、幅広い音楽ファンにとっても聴きごたえのある一枚です。
関連情報としては、この
アルバムは
2003年の音楽シーンを彩った作品の一つと言えるでしょう。