QUARTER CENTURY (コブクロのアルバム)

QUARTER CENTURY：コブクロの25周年を飾る、充実のオリジナルアルバム

2024年9月4日、フォークデュオ・コブクロは通算11枚目のオリジナルアルバム『QUARTER CENTURY』をリリースしました。前作『Star Made』から約3年ぶりとなる本作は、これまでのコブクロの歩みと、未来への展望を凝縮した、まさに四半世紀の歴史を刻むにふさわしい作品と言えるでしょう。

多彩な楽曲が織りなす、コブクロの新たな魅力

アルバムには、シングル曲である『Days』、『この地球の続きを』、『エンベロープ』をはじめ、先行配信された『雨粒と花火』と『RAISE THE ANCHOR』など、既に多くのファンに親しまれている楽曲が収録されています。

特に注目すべきは、2022年のツアーで初披露された未発表曲の数々です。小渕健太郎さんの亡き愛犬「ロック」への想いを綴った『雨』や、ツアーのアンコールラストで演奏された『足跡』は、聴く者の心に深く響く感動的な楽曲です。さらに、2022年ツアーで1曲目として披露されていた『Mr.GLORY』も、アルバムに収録され、ライブの熱気を再び呼び起こします。

また、インディーズ時代の楽曲『Moon Light Party!!』が、バンドメンバーである山口寛雄さんによるスカ調アレンジで24年ぶりに収録されたことは、長年のファンにとって大きな喜びとなるでしょう。インディーズ時代の楽曲がメジャーデビュー後に新規レコーディングされたのは、『ココロの羽』以来12年ぶりで、その希少性も本作の魅力を高めています。

さらに、布袋寅泰さんとのコラボレーション楽曲『Soul to Soul』は、布袋寅泰さん参加作品『Soul to Soul』からの収録となりますが、アルバム『QUARTER CENTURY』においても、その存在感は抜群です。

笹路正徳さんがアレンジとキーボードを担当した『Blame It On The Love Song』（仮タイトル「Leaf」）は、デビュー当時からのプロデューサーである笹路さんならではの、コブクロの原点回帰を感じさせる一曲です。そして、『ベテルギウス-Over the GLORY DAYS-』は、16thシングルのカップリング曲のリアレンジバージョンで、バンドメンバーの山口寛雄さんによるアレンジが光ります。

これらの楽曲は、それぞれ異なる魅力を持ちながらも、コブクロの音楽性、そして25年間にわたる彼らの歩みを鮮やかに表現しています。

豪華なミュージシャン陣との共演

『QUARTER CENTURY』は、コブクロ二人だけで作り上げたアルバムではありません。数々のミュージシャンが参加し、楽曲に深みと彩りを加えています。ストリングス、ホーン、ブラスアレンジ、そしてドラム、ベース、キーボードなど、多様な楽器が織りなすサウンドは、聴く者を圧倒するほどの迫力と繊細さを兼ね備えています。

参加ミュージシャンは、布袋寅泰さんをはじめ、国内外の一流ミュージシャンが名を連ねています。彼らの卓越した演奏スキルと、コブクロの音楽センスが融合した、まさに夢のようなコラボレーションが実現しています。

コブクロの25周年、そして未来への希望

『QUARTER CENTURY』は、単なる楽曲集ではありません。コブクロの25周年を祝うとともに、彼らの音楽への情熱、そして未来への希望を象徴する作品です。それぞれの楽曲に込められたメッセージは、聴く者の心に深く響き、長く記憶に残る感動を与えてくれるでしょう。

このアルバムを通して、コブクロのこれまでとこれからを感じ、彼らの音楽の魅力を改めて堪能できることでしょう。

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