R・J・ハンプトン

ロデリック・ディオン・ハンプトン・ジュニア（Roderick Deon Hampton Jr.、2001年2月7日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のプロバスケットボール選手。ポジションはポイントガードです。

NBA以前

ハンプトンは高校時代、同世代の選手の中でもトップクラスの評価を受けるほどの才能を持っていました。しかし、彼は大学に進学する道を選ばず、プロ選手たちと共にプレーすることで更なる成長を目指すという異例の決断をします。2019年、ハンプトンはオーストラリアのNBL（ナショナル・バスケットボール・リーグ）に所属するニュージーランド・ブレイカーズと、将来的なNBA挑戦を前提とした複数年契約を結びました。

NBLでは15試合に出場し、プロの舞台での経験を積んだ後、2020年のNBAドラフトにエントリーしました。

NBAでのキャリア

デンバー・ナゲッツ

2020年11月18日に行われたNBAドラフトにおいて、ハンプトンは1巡目・全体24位でミルウォーキー・バックスから指名を受けました。しかし、その直後の11月24日、ドリュー・ホリデー、スティーブン・アダムズらが絡む4チーム間の大型トレードにより、交渉権がデンバー・ナゲッツへと移動。同年12月1日にナゲッツと正式に契約を結び、NBA選手としてのキャリアをスタートさせました。

オーランド・マジック

2021年3月25日、ハンプトンはアーロン・ゴードン、ゲイリー・クラークとのトレードで、ゲイリー・ハリス、ドラフト指名権と共にオーランド・マジックへ移籍しました。マジックでは、より多くの出場機会を得て、自身のプレースタイルを確立していきました。

マイアミ・ヒート

2023年9月27日、ハンプトンはマイアミ・ヒートとツーウェイ契約を結びました。しかし、2024年2月9日にヒートから解雇されています。

プレースタイル

ハンプトンは、高い身体能力と得点能力を兼ね備えたポイントガードです。特に、スピードに乗ったドライブからの得点や、アウトサイドシュートを得意としています。また、ディフェンス面でも積極的な姿勢を見せ、チームに貢献しています。

今後の展望

NBAでのキャリアはまだ始まったばかりであり、今後の成長が期待される選手の一人です。更なるスキルアップを図り、NBAの舞台で長く活躍することが期待されています。

個人成績

NBAレギュラーシーズンの成績は以下の通りです。


GP:出場試合数、GS:先発出場試合数、MPG:1試合平均出場時間、FG%:フィールドゴール成功率、3P%:3ポイントシュート成功率、FT%:フリースロー成功率、RPG:1試合平均リバウンド数、APG:1試合平均アシスト数、SPG:1試合平均スティール数、BPG:1試合平均ブロック数、PPG:1試合平均得点

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