「RADiO
ティンクル☆くるせいだーす」は、
2007年9月から2008年11月まで放送された
インターネットラジオ番組で、合計31回の配信が行われました。この番組はLillianのゲーム「
ティンクル☆くるせいだーす」と密接に関連しており、
音泉で配信されていました。番組のパーソナリティは声優の
伊藤静さんと
こやまきみこさんが務めており、彼女たちが演じるキャラクターの個性が色濃く表現されています。
番組の初回は
2007年9月10日に配信され、隔週で月曜日に新エピソードがリリースされるスタイルでした。また、配信に先立って公式サイトにて第0回が先行公開され、その後の放送に向けた期待感が高まりました。2021年11月3日には、あくまで「いったん休止」と宣言され、再開の可能性も示唆されています。
番組の特徴
「RADiO
ティンクル☆くるせいだーす」では、リスナーとの交流が大きな特徴となっており、ファンから寄せられるお便り(クルくるネームと呼ばれる)を訪ね、自分たちの意見や体験を語るコーナーが多数用意されていました。例えば、「魔族発見!!」では、リスナーが周囲にいる「魔族」のような人々についての話を共有し、パーソナリティがそれに対する感想やアドバイスを行う形式となっています。
また、番組にはコーナーが豊富で、「ティンクル☆フレンズ」ではリスナーとの友情を試すエピソードが展開されるなど、バラエティに富んだ内容が展開されていました。さらに、毎回の収録には一定のテーマが設定されており、そのテーマに基づくストーリー紹介やお便りへの回答が行われています。
2008年11月27日からは「RADiOクル☆くる アンコール」として過去のエピソードが再配信され、当初のファンや新たなリスナーに対しても番組の魅力を再発見する機会を提供しました。また、
コミックマーケットでは特別な公開録音も行われ、リスナーとのダイレクトな交流の場となりました。
CDと続編
番組の人気に伴い、CDとしてのリリースも行われています。「RADiO
ティンクル☆くるせいだーす」シリーズとして、各回の放送を収録したアルバムが
コミックマーケットで先行販売され、さらに一般発売もされました。これにより、リスナーは好きな時に大学や通勤中などでも番組を楽しむことができるように配慮されています。
さらに、2010年からは「RADiO
ティンクル☆くるせいだーすGoGo Go!」が新たに始まり、パーソナリティに
斎賀みつきさんと後藤麻衣さんを迎えました。この新シリーズでは異なるコーナーやリスナー参加型の企画が展開され、幅広い支持を受けました。
ファンとの繋がり
このように、「RADiO
ティンクル☆くるせいだーす」は単なる声優の
ラジオ番組以上のものとなっており、ファンとのコミュニケーションやフィードバックを重視した内容が魅力的です。リスナーの要望に応じて内容が変わることもあり、リスナー参加型のスタイルが多くの支持を集めていました。
楽しいエピソードやリアルタイムでのリスナーとのやり取りは、長年にわたってリスナーの心に深く刻まれていることでしょう。多彩なスケジュールとパーソナリティの個性を通じて、多くの人々が繋がり、楽しむ場を提供し続ける「RADiO
ティンクル☆くるせいだーす」は、日本の
インターネットラジオ史において重要な位置を占めています。