RAZZ MA TAZZ

RAZZ MA TAZZ (ラズ マ タズ)

RAZZ MA TAZZは、1989年に結成され、1994年にメジャーデビューを果たした日本のロックバンドです。その音楽性は「美しいメロディーと甘い言語感覚」と評され、当時“ポスト・ミスチル（Mr.Children）”として注目を集めました。

メンバー

阿久延博 - ボーカル、ギター (1969年7月18日生まれ、大阪府立高津高等学校出身)

元メンバー

三木拓次 - ギター、作曲担当 (1969年6月11日 - 2002年7月29日、享年33歳、大阪府立清水谷高等学校出身)。楽曲の作曲を主に担当し、親しみやすいメロディーセンスに定評がありました。
横山達郎 - アコースティック・ギター、リーダー (1970年1月18日生まれ、大阪府立高津高等学校出身)。解散後、YURI、五十嵐公太とのユニット「naja」を結成後、阿久と「razz.」を結成。
入江昌哲 - ベース (1970年11月15日生まれ、大阪府立八尾北高等学校出身)。解散後、「入江昌樹」に改名し俳優として活動。
三村隆史 - ドラムス (1965年9月6日生まれ、大阪府立香里丘高等学校出身)。解散後、バンド「BACKYARD PARTY」を結成。

サポートメンバー

上杉知大 - ギター
塩谷朋之 - ベース (12012、TAKE NO BREAK、More)
shinpei - ドラムス (ex.SuG)
泰斗 - キーボード (ex.AYABIE)

来歴

大阪府立高津高等学校で同級生だった阿久と横山が、それぞれのバンド解散後、1989年に三木、入江、三村を加えてRAZZ MA TAZZを結成しました。

バンド名の由来は、横山がジャズ雑誌で見つけたスラングで、「輝かしい」「はつらつとした」という意味を持ちます。しかし、俗語であるため「乱痴気騒ぎ」といった意味合いで受け取られることもありました。

1990年にはシャ乱Qらと「すっぽんファミリー」を結成し、大阪城公園駅前でライブ活動を展開。1991年に同ファミリーを脱退後、1994年4月21日に佐久間正英プロデュースのシングル『Private Eyes』でフォーライフ・レコードからメジャーデビューを果たしました。

三木の作曲センスは高く評価され、1997年リリースの4thアルバム『Dialogue』は「クランベリーズに通じる」とも評されました。数々の楽曲がテレビ番組の主題歌に起用されるなど人気を博しましたが、1999年にアルバム『Sanctuary』を最後に解散しました。

解散後、俳優の道へ進んだ入江以外のメンバーは、それぞれ音楽活動を継続。しかし2002年、三木が膵臓癌により33歳の若さで逝去。その後、阿久と横山は2005年に「razz.」として活動を再開しましたが、2008年に活動を停止しました。

2019年4月末、阿久はRAZZ MA TAZZとして20年ぶりに活動を再開。東京、名古屋、大阪でライブを開催し、ミニアルバムをリリース。2020年には東京でのライブを収録したDVDも発売されました。

ディスコグラフィ

シングル
オリジナル・アルバム
ベスト・アルバム
ビデオ/DVD
Five Trip Clips（1995年）
Orbit（1996年）
airy（1998年）
復活 LIVE 2019.04.27（2020年）
Half Century Boy（2021年）

タイアップ

数々の楽曲がテレビ番組の主題歌やCMソングに起用されました。

メディア出演

ラジオ番組を中心に、多数のメディアに出演していました。

関連人物

阿久延博
三木拓次
Mr.Children

外部リンク

RAZZ MA TAZZ official web
RAZZ MA TAZZ official X(旧Twitter)
RAZZ MA TAZZ Channel【公式】 - YouTubeチャンネル

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