RJ・バレット

RJ・バレット：カナダのバスケットボール界を牽引する若き才能

RJ・バレットこと、ローワン・アレクサンダー・バレット・ジュニアは、2000年6月14日、カナダのオンタリオ州トロントで生まれました。彼のバスケットボールキャリアは、幼少期から才能を発揮し、目覚ましい成長を遂げてきました。現在はNBAのトロント・ラプターズに所属し、シューティングガードまたはスモールフォワードとして活躍しています。

プロ入り前：輝かしい実績

バレットは、モントバード・アカデミー在学中に、その才能を大きく開花させました。マクドナルド・オール・アメリカンやナイキ・フープサミットにも選出され、全米トップクラスの選手として注目を集めました。その後、名門デューク大学に進学し、ザイオン・ウィリアムソンやキャム・レディッシュといったスター選手たちと共にプレーしました。

また、U-19カナダ代表としては、バスケットボールU-19世界選手権に出場し、チームを優勝に導くという偉業を達成。自身も大会MVP、ベスト5、得点王に輝き、その実力を世界に示しました。

NBAキャリア：ニューヨーク・ニックスからトロント・ラプターズへ

大学での1年間のプレーを経て、バレットは2019年のNBAドラフトにアーリーエントリー。全体3位という高順位でニューヨーク・ニックスから指名を受け、NBAプレーヤーとしてのキャリアをスタートさせました。

ニックスでは、ルーキーシーズンから平均30分以上の出場機会を得て、14.3得点、5.0リバウンド、2.6アシストを記録。将来を嘱望される若手として注目されました。2020-21シーズンには、自身初の30得点以上となる32得点を記録し、着実に成長を遂げました。2021-22シーズンには、46得点という自己最多得点をマークしています。

2022年9月には、ニックスと4年総額1億2,000万ドルという大型契約を結び、チームからの期待の高さが伺えました。

2023年12月、OG・アヌノビーらとのトレードで、イマニュエル・クイックリー、ドラフト2巡目指名権と共に、故郷のトロント・ラプターズへ移籍。新たな環境で、更なる飛躍を目指します。

家族：バスケットボール一家

バレットの父、ローワン・バレットもプロバスケットボール選手として活躍し、カナダ代表にも選出された経験を持っています。まさにバスケットボール一家で育ったサラブレッドと言えるでしょう。

今後の活躍

RJ・バレットは、その高い身体能力とバスケットボールセンス、そして何よりも勝利への強い意欲で、これからのNBAを担うスター選手としての活躍が期待されています。トロント・ラプターズでのプレーを通じて、更なる成長を遂げ、カナダのバスケットボール界を牽引していく存在となるでしょう。

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