RM (ラッパー)

RM（アールエム）

RMは韓国出身のMC（ラッパー）、歌手、作詞家、音楽プロデューサーであり、アートコレクターとしても知られています。彼の本名はキム・ナムジュン（김남준）で、韓国の人気男声アイドルグループBTS（防弾少年団）のリーダーです。1994年にソウルに生まれ、京畿道高陽市で育ったRMの音楽的キャリアは、彼が幼い頃からの夢であった詩人を目指すところから始まりました。

初期の音楽活動

彼が小学6年生のときにエピック・ハイの「Fly」を聴いたことがきっかけで、ヒップホップに興味を持ち始めました。その後、アンダーグラウンドシーンで「RunchRanda」の名前で活動し、15歳のときにBlock B|Block_Bのメンバーとなるジコとのコラボレーションで楽曲を制作しました。この時期、ヒップホップチーム「大南朝鮮ヒップホップ協同組合」に参加し、様々なアーティストと交流を深めることで彼の音楽的才能が磨かれていきました。

BTSへの加入

2010年にBig Hit Entertainment（現BIGHIT MUSIC）のオーディションに合格し、BTSの初期メンバーとして練習生となりました。2013年には「Rap Monster」という名義でグループのリーダーとして公式デビューを果たしました。

ソロ活動

RMはグループ活動だけでなく、ソロアーティストとしても成功を収めており、2015年に初のソロミックステープ『RM』をリリース。2018年には第73回国連総会に出席し、世界の若者に向けてのスピーチを行うなど、その影響力を広げています。また、彼の2枚目のミックステープ『mono.』は、86カ国でiTunesアルバムチャート1位を獲得しました。

2022年には、初のソロアルバム『Indigo』をリリースし、米ビルボードで最高3位を記録しました。この作品は彼の音楽的成長を示す重要なマイルストーンとなりました。

パーソナリティと影響

RMはグループ内でのリーダーシップに加え、英語が流暢で、メンバーやファンの通訳を自ら務めることでも知られています。彼は若い頃に海外に滞在した経験や、アメリカのドラマ「フレンズ」を観ることで英語を習得しました。高いIQや学業成績を持つ彼は、音楽だけでなく、知的な側面でも注目されています。

彼の個性は、自分を「破壊神」と呼ばれるほど物を壊したり失くしたりする一面があり、周囲の人々からそのユーモアに愛される存在でもあります。一方で、運転には向かないと言われ、あえて運転免許を持たないことにしています。

まとめ

音楽界での活動を通じて、RMはフィーチャリングやコラボレーションの機会を積極的に追求し、多くのアーティストと共演してきました。彼の影響力は、音楽だけに留まらず、社会的な問題にも関与する姿勢を示しています。現在もBTSとしての活動に加え、兵役という新たなステージに挑戦するなど、彼の人生とキャリアは引き続き注目されています。今後の活動も期待されるRMの成長を引き続き見守りたいと思います。

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