RNC6:00

RNC6:00（アールエヌシーろくじ）

『RNC6:00』は、1980年4月1日から1988年4月1日まで西日本放送で放送されていたニュース番組です。この番組は、夕方の時間帯に香川県と岡山県の最新のニュースを報道しており、地域に密着した情報を届ける役割を果たしました。新聞のテレビ欄には「ニュース (N) RNC6時」という表記がされており、視聴者に親しみを持たれていました。

放送は平日の月曜日から金曜日までの週5日、最初は18:00から18:30までの30分間で行われており、1987年10月2日以降には放送時間が18:00から19:00に変更され、全体の枠が一時間に拡大されました。この時間帯には他のニュースプログラムもあり、特に日本テレビ発の全国ニュースが前に放送されていたため、地域ニュースと全国ニュースの橋渡しの役割も担っていました。

1987年10月2日以降、日本テレビの全国ニュースが『NNNニュースプラス1』にリニューアルされることに連動して、RNC6:00はその放送を終了することになりました。この番組の終了に伴い、RNCの月曜から金曜の夕方のニュースは、その後コンプレックス編成を経て、全国ニュースに吸収される形で進化していきました。

歴代のアンカー・パーソン

『RNC6:00』は多くのニュースキャスターに支えられていました。最初の担当者は出野雅実と森佳子で、担当時期は記録に残っていません。その後、中村常夫と池田弥生が不明な期間を担当した後、1986年から1987年には越智繁彬と上枝（三佐子）がキャスターを務めました。さらに、1987年4月以降は山崎達也、池田弥生、そして仁多田まゆみの3人がキャスターとして活動しました。彼らは地域の情報を届けるために重要な役割を果たしており、地元の視聴者との信頼関係を築く一助となったのです。

放送時間

RNC6:00の放送時間は、開始当初は平日の月曜から金曜日の18:00から18:30の30分間で、これが1987年10月からは18:00から19:00の1時間に延長されました。これは視聴者にとっても、より多くの情報を得ることができる良い機会でした。延長後は、リニューアルされた全国ニュースプログラムとの接続も良好となり、視聴者に鮮度の高い情報を提供できる環境が整いました。

最後に

『RNC6:00』はその名称こそ消えましたが、放送時代の影響は今も残っており、地域ニュースの重要性を再認識させるきっかけとなりました。現在もRNCのニュース番組は、地域の視点からニュースを発信し続け、その伝統は受け継がれています。地域密着型のニュースの必要性が高まる現代において、『RNC6:00』の存在意義は今でも色褪せていません。

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