ROCKUMENT -Guitar of Friends-

ROCKUMENT -Guitar of Friends-

『ROCKUMENT -Guitar of Friends-』は、1995年に発売された甲斐よしひろの映像作品で、ファンクラブのメンバーに向けて限定的に提供されたものです。この作品は、1995年から2001年にかけて新宿の日清パワーステーションで開催されたシリーズライヴ『ロッキュメント』の第一弾であり、その名の通り、友人たちとのギターセッションがテーマとなっています。

ライヴの詳細

『Guitar of Friends』は、特に1995年4月から6月の間に行われたライヴを収録しています。この期間においては、毎月異なるゲストミュージシャンが招かれ、独自のセットリストが展開されました。具体的には、4月には鎌田ジョージ、5月には田中裕千（KAI FIVE）、6月には土屋公平がゲストとして参加し、それぞれの魅力が詰まったパフォーマンスを披露しました。ライヴは月ごとに異なるテーマで構成され、一貫したコンセプトのもとで繰り広げられました。

特徴

この映像作品の特筆すべき点は、すべてのサウンドトラックがリアルタイムのライヴ音源で構成されていることで、編集が施されていないことです。そのため、観客とアーティストが共に過ごした瞬間の臨場感やエネルギーが、直接伝わってきます。視覚的にも聴覚的にも、観客としての体験を再現することを目的とした映像が収められています。

DVD化

2002年には、『ロッキュメント』シリーズの映像作品が一つのパッケージにまとめられたDVDボックス『KAI ROCKUMENT BOX』が発売になり、その中に本作も含まれています。ただし、そのリリースにおいては、一部のトラックがオミットされており、収録曲の一つである「ダイナマイトが150屯」は収載されていない点に注意が必要です。

収録曲

『ROCKUMENT -Guitar of Friends-』には、以下の楽曲が収録されています：

• - 新宿
• - ダイナマイトが150屯
• - ブラッディ・マリー
• - 恋愛平行線
• - GET!
• - 地下室のメロディー
• - 橋の明かり
• - シネマ・クラブ
• - 二色の灯
• - 渇いた街
• - 観覧車'82
• - 漂泊者（アウトロー）
• - 愛と呼ばれるもの
• - 火傷-YAKEDO-

これらの楽曲は、さまざまなジャンルやスタイルが融合した内容となっており、聴く人々を惹きつけます。また、ライヴならではの即興演奏やアーティストの個性が際立っているため、ファンにとっては貴重な記録です。アーティストとのつながりや、友情の絆が音楽を通じて表現されているこの作品は、甲斐よしひろを支えるファンにとって、特別な意味を持つものとなっているのです。

このように、『ROCKUMENT -Guitar of Friends-』は、甲斐よしひろの独自の音楽の世界を体感できる素晴らしい映像作品であり、今なお多くのファンに愛され続けています。

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