Resist

Janne Da Arcの『Resist』は、1998年12月5日にリリースされたインディーズ2枚目のミニアルバムです。前作『Dearly』から約8ヶ月ぶりとなるこの作品は、彼らの音楽的な成長を示すとともに、後のメジャーシーンでの活躍を予感させる内容となっています。

アルバムは、全6曲で構成されており、各楽曲はメンバーそれぞれの個性が色濃く反映されています。特に、表題曲である「Resistance」は、Janne Da Arcの音楽性を象徴するような、力強くメロディアスなナンバーです。この曲は、KIYOが作曲を手掛け、バンド全体で編曲しています。

収録曲について詳しく見ていきましょう。

1. ICE
- 作詞・作曲：YASU、編曲：YASU, Janne Da Arc
- この曲は、「ゴースト ニューヨークの幻」からインスピレーションを受けて制作されたとされています。その影響からか、どこか幻想的な雰囲気を漂わせています。

2. Resistance
- 作詞：YASU、作曲：KIYO、編曲：KIYO, Janne Da Arc
- アルバムの表題曲であり、Janne Da Arcの代表的な楽曲の一つです。メロディアスでありながらも力強いサウンドが特徴です。

3. Misty Land
- 作詞：YASU、作曲：YOU、編曲：YOU, Janne Da Arc
- YOUが作曲したこの曲は、少し切ないメロディーが印象的で、ライブでも人気の高い楽曲です。

4. Hunting
- 作詞・作曲：YASU、編曲：YASU, Janne Da Arc
- ライブでの定番曲であり、アンコールで演奏されることが多い楽曲です。過去には、メンバーがドッキリでYASU抜きで演奏したというエピソードもあります。

5. Lady
- 作詞・作曲：YASU、編曲：YASU, Janne Da Arc
- YASUの作詞作曲によるこの曲は、独特の雰囲気を持ち、聴く者を魅了します。

6. Stare
- 作詞：YASU、作曲：KA-YU、編曲：KIYO, Janne Da Arc
- ライブの最後に演奏されることが多かった楽曲で、その後の楽曲「NEO VENUS」へと繋がる重要な一曲です。

『Resist』には、Janne Da Arcのメンバー全員が参加しており、それぞれの個性が楽曲に反映されています。

YASU: Vocal
YOU: Guitar
KA-YU: Bass
KIYO: Keyboard
* SHUJI: Drum

さらに、Additional Musicianとして、MIZUKIが2曲目でVoiceとして参加しています。

このミニアルバムは、Janne Da Arcの初期の音楽性を理解する上で欠かせない作品であり、彼らの音楽的な進化の過程を辿る上で非常に重要な位置を占めています。後の1stアルバム『D・N・A』と共に再発売されたことからも、その価値が伺えます。彼らの音楽を深く理解するためにも、『Resist』は必聴のアルバムと言えるでしょう。

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