RESURRECTION

『RESURRECTION』は、日本のヘヴィメタルバンドGALNERYUSが2010年に発表した6枚目のオリジナルアルバムです。このアルバムは、ボーカリストに小野正利を迎えて制作された初のフルアルバムであり、バンドの新たな章の幕開けを告げる作品として位置づけられています。

アルバムは、先行デジタルシングル『BEGINNING OF THE RESURRECTION -Digital EP-』に収録された「Destiny」と「A Far-Off Distance」を含む全11曲で構成されています。音楽的には、2ndアルバム『Advance To The Fall』の方向性を踏襲しつつ、より洗練されたメロディックな要素が加わっています。

『RESURRECTION』は、オリコン週間チャートで35位を記録し、2万枚以上の売り上げを達成しました。これは、GALNERYUSにとって商業的な成功を収めた作品の一つと言えるでしょう。初回限定盤は、メタルスリーブケース付きのデジパック仕様で発売され、ファンにとっては貴重なアイテムとなっています。

収録曲について、特筆すべきは以下の点です。

「UNITED BLOOD」は、アルバムの幕開けを飾るインストゥルメンタル曲であり、次曲への流れをスムーズに繋げる役割を果たしています。
「BURN MY HEART」は、GALNERYUSの代表曲の一つであり、ライブでも頻繁に演奏される人気曲です。
「CARRY ON」は、レンタル限定ベストアルバム『BEST-R』にも収録されています。
「DESTINATIONS」は、ドラマティックな展開と美しいメロディが印象的な楽曲です。
「STILL LOVING YOU」は、情感豊かなバラードであり、小野正利の歌唱力が際立っています。
「EMOTIONS」は、インストゥルメンタル曲であり、各メンバーの卓越した演奏技術を堪能できます。
「SAVE YOU!」は、疾走感溢れるメロディックな楽曲です。
「A FAR-OFF DISTANCE」は、シングルバージョンとは異なり、アウトロに新たな歌詞が追加されています。
「FALL IN THE DARK」は、ヘヴィなリフとドラマティックな展開が特徴的な楽曲です。
「DESTINY」は、シングルバージョンよりも長いフルバージョンで収録されており、2番の歌詞やキーボードソロが追加されています。
* 「THE ROAD GOES ON」は、アルバムを締めくくるインストゥルメンタル曲であり、壮大なスケール感を持っています。

『RESURRECTION』は、GALNERYUSの音楽性を新たな高みへと引き上げた作品であり、多くのファンから愛されています。小野正利の加入によって、バンドの表現力はさらに豊かになり、楽曲のクオリティも向上しました。このアルバムは、GALNERYUSの歴史において重要な位置を占める作品と言えるでしょう。

このアルバムは、GALNERYUSのファンだけでなく、日本のヘヴィメタルを愛するすべての人々にとって必聴の作品です。ぜひ一度、その圧倒的なサウンドを体験してみてください。

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