Reverb (矢野顕子のアルバム)

『reverb』は、2002年3月20日にEpic Recordsから発売された、矢野顕子の20枚目のオリジナル・アルバムです。エピック在籍最後のオリジナル・アルバムであり、多彩なゲストを迎えた意欲作として知られています。

概要

本作は、2曲を除き、ドラマーのクリフ・アーモンドが共同プロデュースを手掛けています。矢野顕子の音楽性の幅広さと、新たな試みが感じられる作品と言えるでしょう。

収録曲には、以下の特徴的な楽曲が含まれています。

「Walk, Don’t Run」：ティン・パンが参加し、ベンチャーズの楽曲をカバーしたインストゥルメンタル。
「ウナ・セラ・ディ東京」：大貫妙子がゲスト・ボーカルとして参加。ザ・ピーナッツのカバー。
「Dreaming Girl」「You Are What You Eat」：坂本美雨がバックコーラスで参加。

収録曲詳細

1. Dreaming Girl
2. You Are What You Eat
作詞：矢野顕子・Jeff Bova
The Hammonds名義のアルバム『Life Behind TV』（1997年）で先行発表された楽曲の別バージョン。
3. いないと [It's Us]
作詞：川村結花・矢野顕子
4. Walk, Don’t Run
作曲：Johnny Smith
ザ・ベンチャーズの曲のカバー。Instrumental。
5. トランスワールド
作詞・作曲：奥田民生、英語詞：矢野顕子
奥田民生の曲のカバー。アルバム『CAR SONGS OF THE YEARS』収録。
6. Let's Hawai'i
歌詞にも名前が出ている大貫妙子と行った、ハワイ旅行が題材。
7. Money Song
作詞・作曲：奥田民生・矢野顕子
奥田民生との共同制作による作品。
8. ウナ・セラ・ディ東京
作詞：岩谷時子、作曲：宮川泰
ザ・ピーナッツの曲のカバー。
2012年のライブアルバム『荒野の呼び声 -東京録音-』に、ライブ演奏が収録。
9. ねこがかくしているもの [What Cats Feel]
作詞：糸井重里・矢野顕子
10. Good Guy
11. Happiest Drummer
題名の「ドラマー」とは、本演奏のドラムも担当しているショーン・ペルトン。

『reverb』は、矢野顕子の音楽的な探求心と、豪華ゲストとのコラボレーションが融合した、聴きごたえのあるアルバムです。彼女の幅広い音楽性を堪能できる一枚として、ファン必聴と言えるでしょう。

矢野顕子オフィシャルサイト

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