Rie fu

Rie fu - シンガーソングライターと画家

概要

Rie fu（リエ フゥ）は、日本のシンガーソングライターであり、画家としても活動しています。本名は舩越里恵（ふなこし りえ）。1985年1月11日生まれで、東京都が出身です。音楽とアートの両方で独自のスタイルを持ち、表現力豊かな作品で多くの人々を魅了しています。彼女のアーティストネーム「Rie fu」は、名前の「りえ」と名字の頭文字を組み合わせたもので、画家としての活動時には「RIE FUNAKOSHI」の名義を使用します。

Rieは幼少期からピアノを習い、音楽に親しんできました。特に7歳から10歳までのアメリカ生活が彼女の音楽スタイルに大きな影響を与えました。彼女が帰国後、高校生のときにピアノとギターを使って制作したデモテープが、現在のレコード会社に届けられたことで、デビューへとつながります。

また、彼女はロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズで油絵を専攻し、その卒業制作は高く評価されました。現在も定期的に個展を開催するなど、画家としての活動を続けています。

キャリアの歩み

Rie fuは2004年3月にシングル「Rie who!?」でデビューしました。この曲のリードトラック「decay」は、全国のFM局で多くのパワープレイを獲得し、注目を浴びました。9月には、アニメ『BLEACH』のエンディングテーマとして使用された「Life is Like a Boat」がリリースされ、長期間に渡ってヒットしました。

2005年には初のアルバム『Rie fu』を発売し、続いてアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のエンディングテーマに起用された「I Wanna Go To A Place...」をリリースします。これにより、彼女の知名度はさらに高まり、オリコンチャートで最高5位を記録しました。この年、初の全国ツアー「りえ風」をも行いました。

2006年には、音楽ビジネスの国際見本市『MIDEM』に出演し、翌年にはロンドン芸術大学をトップの成績で卒業します。2008年にはイギリスのインディーズレーベルからアルバム『Who is Rie fu?』をリリースし、海外でもデビューを果たしました。

その後もアジアやイギリスで活躍し、翻訳家としても活動の幅を広げ、医学書籍の翻訳などにも携わるようになります。2012年には自身の会社Rie fu Incを設立し、音楽配信サイトOTOTOYを通じて新曲を定期的にリリースするなど、精力的に活動を展開しました。

音楽とアートの融合

Rie fuは音楽とアートの両方に情熱を注ぎ、その作品には彼女のユニークな感性が表れています。多彩なアプローチを持つ彼女は、音楽を通じて感情やメッセージを伝え、また絵画を通じて視覚的な表現を追求してきました。これにより、彼女の作品は音楽ファンやアート愛好家の両方に高く評価されています。

代表作と影響

彼女の代表作には、アニメとのタイアップが多く含まれていますが、その一方で、自身のアートワークや展覧会も独自のスタイルを確立しています。Rie fuの音楽は、70年代アメリカン・ポップスや賛美歌の影響を受けており、彼女のナチュラルな歌声とメロディーは多くのリスナーに感動を与えています。

彼女の活動は、音楽だけに留まらず、アート、翻訳、そして自身のブランド展開へと広がり続けています。これからもRie fuの作品や活動から目が離せません。

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