Riviera 〜約束の地リヴィエラ〜

『Riviera 〜約束の地リヴィエラ〜』

『Riviera 〜約束の地リヴィエラ〜』は、2002年にワンダースワンでリリースされたファンタジーRPGで、スティングが制作しバンダイが発売しました。このゲームは後にゲームボーイアドバンスに移植され、さらにはPSP版、海外版も登場。2024年にはNintendo Switch向けのHDリマスター版が予定されています。

ゲームの特徴

本作は携帯ゲーム機向けに設計されており、プレイヤーは「移動トリガー」を操作することで簡単に目的地に到達可能です。バトルシステムは独特で、プレイヤーは最初に3人のキャラクターと4つのアイテムを選択して戦闘に挑む仕組みです。このアイテムは全員が共有し、使用方法がキャラクターによって異なるため、戦略が求められます。レベルアップの概念は無く、各キャラクターはアイテムのオーバースキル習得やイベントクリアによって成長します。メインキャラクターとその仲間は大部分が女性であり、好感度によってエンディングが変わる要素や特別なシーンも含まれています。

移植の歴史

移植の際にはデザインやテキストの変更が行われており、これにより各機種間でプレイヤーの好みが分かれることがあります。例えば、GBA版ではキャラクターデザインが変更された他、テキストのニュアンスが異なるためキャラクターの印象にも変化が見られます。

ストーリー概要

物語は神界と魔界の侵攻による神魔戦争から始まります。神々は禁忌を犯し、告死天使を創り出し魔族に立ち向かいますが、神々自身も滅びの道を歩むことに。この際に神々の力がリヴィエラに残され、未来の神々の再臨を信じ精霊たちに託されました。物語は1000年後、リヴィエラで魔族復活の兆しが見られたところから展開します。神々の代理者であるゴートの七賢たちは、神々の力を使って神罰を発動させる準備を進めます。

メインキャラクターについて

エクセルは物語の主人公で、告死天使の一人。彼は神罰を実行するためにリヴィエラに向かうも、その過程で神罰の影響を疑問視します。レダはエクセルの同行者で、孤独を抱えつつも高い戦闘能力を誇ります。また、エクセルの使い魔ロゼや、運と正義、勇気を司る精霊たちも登場します。

用語解説

• - リヴィエラ: 神々が自らの力を遺した神秘的な島。
• - 神魔戦争: 約千年前に神々と魔族との間で繰り広げられた壮絶な戦闘。
• - 神罰: 神々の力と叡智が具現化された形で、魔族を滅ぼす可能性を秘めています。

このゲームは、選択を要するストーリーや独特な戦闘システム、美麗なキャラクターデザインが特徴であり、リリース以来多くのファンに愛され続けています。

もう一度検索