S!タウン

S!タウンは、ソフトバンク（旧ソフトバンクモバイル）が2006年10月から2009年9月30日まで提供していたSoftBank 3G向けのコミュニケーションサービスです。

サービス概要

このサービスは、専用のS!アプリ「S!タウン」を通じて、3Dポリゴンで再現された仮想の街を舞台に、ユーザー同士がアバターを介して交流できるというものでした。

ユーザーは、自分のアバターを操作し、仮想の街を自由に移動しながら、他のユーザーとチャット形式で会話を楽しむことができました。街には様々な場所があり、ユーザー同士で集まって会話したり、イベントに参加したりすることができました。当時の携帯電話の技術としては、非常に画期的な試みであり、多くのユーザーに利用されました。

S!アプリは、サービス終了までのほとんどのSoftBank 3G端末にプリセットされており、多くのユーザーにとって身近な存在でした。アプリは、端末のメニューから[コミュニケーション]を選択することで簡単に起動できました。

注意点

S!タウンは、大容量のパケット通信を必要とするサービスであったため、利用にはパケットし放題の契約が強く推奨されていました。パケット定額制に加入していない場合、通信料が高額になる可能性がありました。

また、ウェブ利用制限に加入している場合は、S!タウンを利用することができませんでした。

対応機種

S!タウンは、以下のSoftBank 3G端末で利用できました。

SoftBank8シリーズ（812Tを除く）
SoftBank9シリーズ

サービス終了

S!タウンは、2009年9月30日をもってサービスを終了しました。サービス終了後、アプリは利用できなくなり、仮想の街での交流もできなくなりました。サービス終了のアナウンスは、公式ウェブサイトなどを通じて事前に行われました。

関連項目

ソフトバンク
SoftBank 3G

外部リンク

S!タウン｜SoftBank
S!タウン公式サイト

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