S!速報ニュース

S!速報ニュースは、ソフトバンクがSoftBank 3G向けに提供していたニュース配信サービスです。かつては「ライブモニター」という名称で、ボーダフォン時代にユーザーからの要望に応えて開始されました。

このサービスは、他社のiチャネルやEZニュースフラッシュと類似した形態で提供され、ニュース配信会社を朝日新聞や読売新聞などから選択できる点が特徴でした。コンテンツは速報と一般の2種類に分かれており、速報は最短1時間間隔、一般は1日間隔で自動更新されていました。更新されたコンテンツは、端末の待ち受け画面にテロップ形式で表示され、クリックすることで詳細な内容を確認できました。

速報コンテンツとしては、ニュースやスポーツ情報が提供され、一般コンテンツとしては、天気やイベントなどの情報が配信されていました。ユーザーは最大5つ（速報1つ、一般4つ）のコンテンツを登録することができました。

サービス利用料は無料でしたが、パケット通信料が発生するため、パケット定額制サービスへの加入が推奨されていました。

対応機種はSoftBank 3Gの91Xシリーズ、81Xシリーズ以降の端末でした。類似サービスとしては、NTTドコモのiチャネル（ニュース提供元：日本テレビ放送網）、auのEZニュースフラッシュ（ニュース提供元：朝日新聞、日刊スポーツ）などが挙げられます。

ソフトバンクでは、S!情報チャンネルが現在も提供されており、S!速報ニュースの前身ともいえるステーション（2G・2.5G向けサービス）は2G停波に伴い終了しています。ステーションは、類似サービスの中で唯一、端末の位置情報を利用する機能を持っていました。

S!速報ニュースは、2018年3月13日をもってサービスを終了しました。

関連サービスとして、Yahoo!ケータイ、S!CAST、S!情報チャンネルがあります。

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