S.T.A.L.K.E.R. Clear Sky
『S.T.A.L.K.E.R. Clear Sky』（ストーカー クリアースカイ）は、ウクライナのGSC Game Worldが開発したFPSゲームです。『S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYL』の前日譚として、新たな地域や要素が追加され、前作の舞台にも変化が見られます。
本作では、グラフィックエンジンがX-Ray Engine 1.5にバージョンアップし、DirectX 10に対応（パッチ1.5.06以降はDirectX 10.1にも対応）しました。また、DirectX 9でのレンダリングも改善されています。さらに、派閥間闘争の要素が加わり、AIも強化されています。
物語は前作『S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYL』の一年前が舞台です。プレイヤーは、科学者集団の護衛を依頼された傭兵“Scar”となり、任務中に発生した“Emission”と呼ばれる現象に巻き込まれます。Scarを救ったのは、不安定化するゾーンの謎を解明しようとする組織“Clear Sky”でした。Clear Skyの協力を得たScarは、ある人物の行方を追うことになります。
Mercenary Scar
本作の主人公であるベテラン傭兵ストーカー。Emissionへの耐性を持つことからClear Skyに協力を求められます。
Strelok
ゾーンの中心を目指すストーカー。彼の行動がEmissionを引き起こしているとClear Skyは推測しています。
Emission
ゾーンで発生する強力なエネルギー放射現象。Clear Skyの研究者らは、ゾーンが侵入者を排除しようとする免疫反応ではないかと推測しています。ゲーム中盤からはランダムで発生し、避難場所へ逃げないとゲームオーバーになります。
派閥戦争
拡張されたA-Lifeシステムにより、派閥間の勢力争いが描かれます。プレイヤーは一部の派閥に所属し、勢力拡大に協力できます。派閥の勢力が増すと、所属キャラクターの装備やトレーダーの販売アイテムが向上します。派閥の構成員はリスポーンするため、派閥戦争は終わりません。
重量制限
前作と同様、持ち運べる重量には制限があります。アーティファクトやスーツの改造によって上限を上げられます。また、重量制限と同時に、持久力消費量が増加する閾値も引き上げられます。
装備品の改造
各派閥の本拠地や集落にいるメカニックで装備品を改造できます。特定のメカニックしか改造できない装備や、アップグレードデータ入りのフラッシュドライブが必要な場合もあります。改造内容は、銃器の性能向上からスーツの機能拡張まで多岐にわたりますが、改造を取り消すことはできません。
アーティファクト
アノーマリーの密集地帯を移動しており、検知器を使わないと発見が困難です。放射能除去や能力向上効果がありますが、放射能を蓄積するデメリットもあります。前作とは異なり、アーティファクトは特定の場所でしか出現しません。
アーティファクト検知器
アーティファクトを検知するための機械で、手で持っていないと効果を発揮しません。3種類の検知器があり、上位のモデルほどアーティファクトの方向や距離が分かりやすくなります。また、アノーマリーへの反応やガイガーカウンター機能も備わっています。
ボス戦
ゲーム中には、ヘリコプターやStrelokとのボス戦が存在します。ボスにはライフゲージが表示され、通常の武器が効かないStrelokには特殊な武器を使う必要があります。
Clear Sky
ゾーンの調査を行う派閥。沼地を拠点としていますが、Renegadesの侵攻に苦戦しています。
Renegades
Banditsと同様の「裏切り者」集団。全派閥と敵対しており、プレイヤーは加入できません。
Bandits
追い剥ぎなどを行う犯罪者集団。プレイヤーは加入可能です。
Stalkers
徒党を組んだ一般ストーカーの派閥で、Banditsと対立しています。
Duty
ゾーンを脅威と見なし、その破壊を目的とする軍人中心の派閥。Freedomとは対立しています。
Freedom
ゾーンを人類の奇跡とみなし、開放を主張する派閥。Dutyとは対立しています。
Monolith
ゾーン最深部のモノリスを崇拝する謎の集団。あらゆる組織と敵対しています。
Military
ゾーンを封鎖するウクライナ正規軍。あらゆる組織と敵対しています。
Scientists
Yantarで研究を行う科学者の集団。
前作に登場したBar, Wild Territory, Prypiat, 各種地下研究所は登場しません。
Swamps（沼地）
ゲームのスタート地点で、Clear Skyの基地があります。
Cordon
Stalkerのルーキーキャンプがある地域ですが、Militaryの機銃掃射に注意が必要です。
Garbage
放射性廃棄物が多く、Banditsが支配する地域。
Dark valley
廃墟が点在する沼沢地帯で、Freedomの拠点があります。
Agroprom Research Institute
軍施設と廃工場があり、DutyとStalkerが拠点としています。地下通路にはミュータントが大量発生しています。
Yantar
Scientistsの移動研究所がある地域です。
Red Forest
凶悪なミュータントやアノーマリーが存在する危険な森。
Army WareHouse
Militaryが拠点を置く地域。Monolithが侵攻してくるうえ、ブレインスコーチャーにも注意が必要です。
Limansk
巨大なアンテナが存在する隠された街で、Monolith兵が掌握しています。一度足を踏み入れるとRed Forestへ戻れません。
Destroyed Hospital（廃病院）
Monolith兵が占拠しており、Militaryのヘリコプターが空爆してきます。
Chernobyl NPP
最終決戦の舞台となる原子力発電所跡です。
国内公式サイト（zoo）
海外公式サイト
S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYL
* S.T.A.L.K.E.R. Call of Pripyat
ゲーム概要
本作では、グラフィックエンジンがX-Ray Engine 1.5にバージョンアップし、DirectX 10に対応（パッチ1.5.06以降はDirectX 10.1にも対応）しました。また、DirectX 9でのレンダリングも改善されています。さらに、派閥間闘争の要素が加わり、AIも強化されています。
ストーリー
物語は前作『S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYL』の一年前が舞台です。プレイヤーは、科学者集団の護衛を依頼された傭兵“Scar”となり、任務中に発生した“Emission”と呼ばれる現象に巻き込まれます。Scarを救ったのは、不安定化するゾーンの謎を解明しようとする組織“Clear Sky”でした。Clear Skyの協力を得たScarは、ある人物の行方を追うことになります。
主な登場人物
Mercenary Scar
本作の主人公であるベテラン傭兵ストーカー。Emissionへの耐性を持つことからClear Skyに協力を求められます。
Strelok
ゾーンの中心を目指すストーカー。彼の行動がEmissionを引き起こしているとClear Skyは推測しています。
用語解説
Emission
ゾーンで発生する強力なエネルギー放射現象。Clear Skyの研究者らは、ゾーンが侵入者を排除しようとする免疫反応ではないかと推測しています。ゲーム中盤からはランダムで発生し、避難場所へ逃げないとゲームオーバーになります。
ゲームシステム
派閥戦争
拡張されたA-Lifeシステムにより、派閥間の勢力争いが描かれます。プレイヤーは一部の派閥に所属し、勢力拡大に協力できます。派閥の勢力が増すと、所属キャラクターの装備やトレーダーの販売アイテムが向上します。派閥の構成員はリスポーンするため、派閥戦争は終わりません。
重量制限
前作と同様、持ち運べる重量には制限があります。アーティファクトやスーツの改造によって上限を上げられます。また、重量制限と同時に、持久力消費量が増加する閾値も引き上げられます。
装備品の改造
各派閥の本拠地や集落にいるメカニックで装備品を改造できます。特定のメカニックしか改造できない装備や、アップグレードデータ入りのフラッシュドライブが必要な場合もあります。改造内容は、銃器の性能向上からスーツの機能拡張まで多岐にわたりますが、改造を取り消すことはできません。
アーティファクト
アノーマリーの密集地帯を移動しており、検知器を使わないと発見が困難です。放射能除去や能力向上効果がありますが、放射能を蓄積するデメリットもあります。前作とは異なり、アーティファクトは特定の場所でしか出現しません。
アーティファクト検知器
アーティファクトを検知するための機械で、手で持っていないと効果を発揮しません。3種類の検知器があり、上位のモデルほどアーティファクトの方向や距離が分かりやすくなります。また、アノーマリーへの反応やガイガーカウンター機能も備わっています。
ボス戦
ゲーム中には、ヘリコプターやStrelokとのボス戦が存在します。ボスにはライフゲージが表示され、通常の武器が効かないStrelokには特殊な武器を使う必要があります。
登場派閥
Clear Sky
ゾーンの調査を行う派閥。沼地を拠点としていますが、Renegadesの侵攻に苦戦しています。
Renegades
Banditsと同様の「裏切り者」集団。全派閥と敵対しており、プレイヤーは加入できません。
Bandits
追い剥ぎなどを行う犯罪者集団。プレイヤーは加入可能です。
Stalkers
徒党を組んだ一般ストーカーの派閥で、Banditsと対立しています。
Duty
ゾーンを脅威と見なし、その破壊を目的とする軍人中心の派閥。Freedomとは対立しています。
Freedom
ゾーンを人類の奇跡とみなし、開放を主張する派閥。Dutyとは対立しています。
Monolith
ゾーン最深部のモノリスを崇拝する謎の集団。あらゆる組織と敵対しています。
Military
ゾーンを封鎖するウクライナ正規軍。あらゆる組織と敵対しています。
Scientists
Yantarで研究を行う科学者の集団。
登場地域
前作に登場したBar, Wild Territory, Prypiat, 各種地下研究所は登場しません。
Swamps（沼地）
ゲームのスタート地点で、Clear Skyの基地があります。
Cordon
Stalkerのルーキーキャンプがある地域ですが、Militaryの機銃掃射に注意が必要です。
Garbage
放射性廃棄物が多く、Banditsが支配する地域。
Dark valley
廃墟が点在する沼沢地帯で、Freedomの拠点があります。
Agroprom Research Institute
軍施設と廃工場があり、DutyとStalkerが拠点としています。地下通路にはミュータントが大量発生しています。
Yantar
Scientistsの移動研究所がある地域です。
Red Forest
凶悪なミュータントやアノーマリーが存在する危険な森。
Army WareHouse
Militaryが拠点を置く地域。Monolithが侵攻してくるうえ、ブレインスコーチャーにも注意が必要です。
Limansk
巨大なアンテナが存在する隠された街で、Monolith兵が掌握しています。一度足を踏み入れるとRed Forestへ戻れません。
Destroyed Hospital（廃病院）
Monolith兵が占拠しており、Militaryのヘリコプターが空爆してきます。
Chernobyl NPP
最終決戦の舞台となる原子力発電所跡です。
外部リンク
国内公式サイト（zoo）
海外公式サイト
関連項目
S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYL
* S.T.A.L.K.E.R. Call of Pripyat
もう一度検索
【記事の利用について】
タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。
【リンクついて】
リンクフリーです。