清木場俊介さんのソロ名義としては8枚目となる
シングル、『SAKURA』についてご紹介します。この
シングルは、
2007年12月12日に rhythm zone よりリリースされました。
概要
本作は、前作にあたる
シングル「最後の夜」から約5ヶ月ぶりに届けられた作品で、前作と同様に特定のタイアップはついていませんでした。
パッケージは、それぞれジャケット写真が異なる【CD+DVD】盤と【CD】盤の2種類の形態で展開されました。【CD+DVD】盤に付属するDVDには、表題曲「SAKURA」の制作過程を追ったレコーディング風景に加え、「SAKURA」に関する様々な角度からの密着映像が3種類収められています。また、初回生産盤にのみ、それぞれの形態に異なるボーナストラックが1曲ずつ追加収録される特典が用意されました。
商業的な面では、発売後の
2007年12月24日付
オリコン週間
シングルランキングにて初登場9位を記録し、チャート上位にランクインしています。
収録曲 (CD)
本
シングルに収録されている楽曲は以下の通りです。
1.
SAKURA (作詞・作曲:
清木場俊介・川根来音)
この
シングルの表題曲であり、演奏に
ストリングスを大きくフィーチャーした壮大なバラードナンバーです。歌詞は「桜」をテーマに、別れや新たな始まり、切ない情景を描いています。
この楽曲のレコーディング風景は、本作の初回限定盤【CD+DVD】に付属するDVDに収録されているほか、後に発売された彼の2ndアルバム『IMAGE』の付属DVDにも収められています。また、レコーディング風景とは別に、楽曲の世界観を表現した
ミュージック・ビデオも制作されており、こちらは清木場さんの映像作品集『VIDEO CLIPS』で視聴することができます。
オリジナル・アルバムには収録されていませんが、スタジオ音源は彼の初のベスト・アルバム『
清木場俊介 SONGS 2005-2008』にて初めてアルバムに収録されました。ライブ音源としては、『清木場祭2007』に収録されています。
2.
夏のまぼろし (作詞・作曲:
清木場俊介・川根来音)
カップリングには、過ぎゆく夏の情景を情感豊かに描いたバラードが収録されています。この楽曲には、沖縄を代表する唄者であるよなは徹さんが
三線で参加しており、楽曲に独特の色彩を添えています。
3.
SAKURA(カラオケ)
表題曲「SAKURA」のインストゥルメンタル・バージョンです。
初回限定盤 ボーナストラック
初回生産盤には、形態ごとに異なるボーナストラックが追加収録されました。
【CD+DVD】盤 特典:SAKURA Rough Version
表題曲「SAKURA」が生まれる過程を垣間見ることができる貴重な音源です。清木場さん自身による
アコースティック・ギターの弾き語り形式で録音されたデモ音源が収録されています。
【CD】盤 特典:例えば…ボクが。 Live Version 2007.10.01 Zepp Tokyo
清木場さんが
EXILE在籍時に参加したアルバム『HEART of GOLD 〜STREET FUTURE OPERA BEAT POPS〜』に収録されている楽曲のライブ音源です。
2007年10月1日に
Zepp Tokyoで開催されたライブでパフォーマンスされた際の音源が収められています。当時の清木場さんのライブ活動の一端を伝える音源と言えるでしょう。
付属DVD収録内容 (【CD+DVD】盤のみ)
【CD+DVD】盤に付属するDVDには、以下の映像が収録されています。
SAKURA Recording Documentary:楽曲「SAKURA」のレコーディングの様子を追ったドキュメンタリー映像です。制作の舞台裏が記録されています。
SAKURA Real Recording Version:レコーディング中のよりリアルな様子を捉えた映像です。
* SAKURA Fixed Camera Version:定点カメラでレコーディングの様子を収めた映像です。様々な角度からレコーディング風景を見ることができます。
この
シングル『SAKURA』は、当時の
清木場俊介さんの音楽性と活動状況を示す重要な作品の一つであり、特に初回盤は映像特典や貴重なボーナストラックが含まれている点でファンにとって価値のあるリリースでした。