SC-02D

ドコモ タブレット GALAXY Tab 7.0 Plus SC-02D

ドコモ タブレット GALAXY Tab 7.0 Plus SC-02Dは、韓国のサムスン電子が開発した「GALAXY Tab 7.0 Plus」を基にした日本市場向けのタブレットです。2011年12月に発売され、NTTドコモのFOMAネットワークに対応しており、従来のスマートフォンとタブレットの中間的な位置づけとして注目されました。

製品概要

このタブレットは、7インチのディスプレイを搭載しており、大きな画面でのウェブ閲覧や電子書籍の表示が快適です。また、WordやExcel、PowerPointの編集が可能であり、モバイルPCの機能を持つ点が特徴です。バッテリーは4000mAhの大容量を備え、持続的な使用が可能です。バッテリーの取り替えは簡単ではなく、ドコモショップでの対応が必要になりますが、その分長時間の利用が期待できます。

タッチパネルと通信機能

静電容量方式のタッチパネルを採用しており、マルチタッチ機能により快適な操作が可能です。通信機能面では、HSDPA 14Mbps、HSUPA 5.7Mbpsに対応しており、高速なインターネット接続が実現されています。また、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/nに対応しており、最大300Mbpsの通信速度を誇ります。さらに、国際ローミングに対応しており、208カ国以上で利用できるWORLD WING機能も搭載されています。

SC-01Cとの違い

前モデルのSC-01Cからは、サイズや重量が若干改善されており、持ち運びやすさが向上しています。CPUは1.2GHzのデュアルコア、RAMは1GBに強化されており、処理能力が高まりました。このパフォーマンス向上により、日常のタスクもスムーズにこなすことができます。

アプリケーションとメール機能

楽しいウェブ体験を支えるため、Flash Player 10.3が組み込まれており、動画サイトの視聴やFlashゲームのプレイも可能です。iモードメールを利用することができ、拡張性のある@docomo.ne.jpのメールアドレスの使用が可能です。また、リアルタイムでのメールのプッシュ通知機能を搭載し、Gmailを利用することもできます。

アプリのダウンロードとPC連携

Androidマーケットへのアクセスが可能で、多様なアプリケーションをダウンロードできる環境が整っています。サムスンのSAMSUNG AppsやNTTドコモのdマーケットからもアプリが入手でき、利便性が高まっています。PCとの連携にはSamsung Kiesを使用し、連絡先やカレンダーの編集、メールやメモの管理などが簡単に行えます。

OSのアップデート

2011年12月20日にAndroid 4.0（Ice Cream Sandwich）へのアップデートが発表され、その後2013年2月4日からバージョンアップが開始されました。新機能として、フェイスアンロック、Mini Appsの追加、フォルダ作成機能、アプリ履歴の削除機能が追加され、ユーザーエクスペリエンスが向上しました。

歴史とアップデート履歴

このモデルは、2011年12月10日に発売され、様々な不具合修正や機能追加が行われております。例えば、2012年5月にはメール関連の機能向上が図られ、2013年にはOSのバージョンアップが実施されるなど、進化を遂げています。

ドコモ タブレット GALAXY Tab 7.0 Plus SC-02Dは、携帯性に優れた性能と多機能を兼ね備え、モバイル環境での使い勝手が良い製品です。

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