SDガンダムバインドは、
バンダイが製造した
カプセルトイシリーズであり、2009年7月に登場しました。このシリーズは、前作の
SDガンダムインパクトがあまり評価されなかったことを受けて新たにスタートしたもので、プレイヤーが自分だけのオリジナルモビルスーツを組み立てることができる楽しさを提供しています。
概要
各
カプセルには分解・合体できるパーツが含まれており、ユーザーは好きなモビルスーツを組み合わせてオリジナルを作成することができます。シリーズには、
SDガンダムフルカラーカスタムで導入された「ビルドシステム」が採用されています。各弾ごとに全身が色分けされた通常MSと目だけが塗装されたバインドMSが組み合わさった10種類のモビルスーツがラインナップされています。バインドMSは体の一部が変わっており、これらのパーツを集めることで「聖獣(マイソロジー)」を形成することが可能です。
また、この玩具のリリースに伴い、
ケロケロエースという雑誌で漫画が連載されましたが、単行本としては展開されていないため、内容をまとめて見ることは難しい状況となっています。
ラインナップ
SDガンダムバインドには6つのシリーズがあり、それぞれ次のようなタイトルがついています。
- - SDガンダムバインド01 ~覚醒!聖獣ハーディア編~
- - SDガンダムバインド02 ~聖獣アレシディア飛翔!編~
- - SDガンダムバインド03 ~覚醒!聖獣クロスディア!編~
- - SDガンダムバインド04 ~死闘!金色の聖獣アローディア!!編~
- - SDガンダムバインド05 ~聖獣ポセイディア上陸!編~
- - SDガンダムバインド06~鋼鉄の聖獣ヘルメディア出陣!編~
- - SDガンダムバインド07~悪夢型聖獣ウラノディア光臨!編~
各弾ごとに登場するモビルスーツは異なり、たとえばバインド01ではガンダムやストライクフリーダムガンダム、バインド06ではキュベレイやガンダム試作2号機がラインナップされています。
登場人物と聖獣
各弾には登場人物も設定されており、例えばRX-78ガンダムやゴッドガンダムといったお馴染みのキャラクターが群像劇の中で活躍します。聖獣はそれぞれ特別な能力を持ち、戦闘での必殺技も用意されています。
聖獣の例として、ハーディアは月を守護し、他のバインドを捕食する能力を持っています。また、アレシディアは炎を操る鳳凰であり、クロスディアは時と次元を操る紫の飛竜です。これら聖獣たちは、戦局を大きく左右する存在として物語の中に登場します。
結論
SDガンダムバインドは、自分好みのモビルスーツを作り出すことができる
カプセルトイであり、楽しさと創造性を兼ね備えた商品です。手に入れたパーツをどう組み合わせるかはユーザーのアイデア次第で、ゲーム性とコレクター心をくすぐる要素がギュッと詰まっています。公式サイトでは最新情報やカスタマイズ方法が紹介されており、ファンにとっては必見の内容となっています。