SDガンダム外伝 聖機兵物語

SDガンダム外伝 聖機兵物語編

概要

『SDガンダム外伝 聖機兵物語編』は、バンダイのカードダスを中心に展開された企画で、騎士ガンダムシリーズの第3弾として位置づけられています。この作品では、『機動戦士ガンダム0083』や『機動戦士ガンダムF91』、さらには『ジークジオン編』や『円卓の騎士編』のキャラクターと兵器が登場します。特に注目すべきは、巨大ロボットとしての機兵の存在で、プラモデルやアーケードゲームの展開に助けられ、広範な人気を集めました。

このシリーズは聖機兵物語を基礎として、次回作『機甲神伝説』においても同一キャラクターが再登場する形で続いています。また、本作は登場人物や設定がカードダス、漫画、アニメで異なるため、ここでは主にカードダスの設定に基づく統一された情報を提供します。

あらすじ

物語は、ダバード王国がネオジオン族の機兵軍団に襲撃されることから始まります。ダバード王国のキングガンダムII世は、灼熱騎士F91と銀騎士ビギナ・ギナを派遣します。聖機兵ガンレックスの復活を狙うネオジオン族は、王家の谷を攻める中、GP01とGP02のダバード騎士がこれに立ち向かいます。

シーブックの手によってとらえられた鳴動の神器が、聖機兵を復活させることになると、ダバードとネオジオンとの戦いに新たな局面が訪れます。ガンレックスが操手に選ばれた騎士ガンダムGP01は、ネオジオンの猛攻にさらされますが、幻獣ジーグリフの助けにより、ガンレックスは再び力を得て立ち上がります。

一方、ダバード軍が撤退しアルマータ地方に逃げ込むと、そこにラクロア騎士団が加わり、連合軍が形成されます。つまり、GP01は新たな聖機兵ルーンレックスと出会い、聖機兵の力を利用してネオジオン軍と戦うことになるのです。

連合軍はネオジオンの本拠地を直接攻撃する決断を下しますが、さらに強大な敵が待ち受ける中で、GP01はスペリオルドラゴンとの融合により新たな力を獲得します。しかし、ジークカロッゾがルーンレックスの残骸を取り込み、邪神機兵ルーンカロッゾとして復活し、ダバード軍との決戦が始まります。

登場人物

この物語には多くのキャラクターが登場します。代表的なキャラクターには、ダバード王国の騎士ガンダムGP01、重騎士ガンダムGP02、吟遊騎士レッドウォーリアRなどがいます。女王ニナや修理工シーブックなど、個性的な人物たちが群雄割拠し、それぞれの思惑をもって戦いに参加していきます。

また、敵側にはネオジオン族の総帥ジークカロッゾや、その配下である重騎士アトミックガンダム、魔機兵ザマレド・キメラなどが存在し、物語を盛り上げます。

設定の多様性

『SDガンダム外伝』の設定は、カードダスやアニメ、漫画によって異なるため、それぞれのメディアを通じて追加されたキャラクターやエピソードが存在します。特に、アプリや映画での展開も広がりを見せ、その魅力は多くのファンを惹きつけています。

このように、『SDガンダム外伝 聖機兵物語編』は、キャラクターの豊かなバリエーションと物語の深みを持つ作品であり、SDガンダムファンには欠かせない一作となっています。

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