『SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団』
概要
『SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団』は、
1990年7月7日にバンプレストからリリースされた
ファミリーコンピュータ向けのアクション
シューティングゲームです。このゲームは、同社の他の作品である『
SDバトル大相撲 平成ヒーロー場所』を原点とする「
コンパチヒーローシリーズ」の第二弾として位置づけられています。また、
2012年に発売された
ニンテンドー3DS向けソフト『
ロストヒーローズ』の特典には、本作の移植版のダウンロードコードも含まれています。
ゲーム内容
ステージ構成
ゲームは全8つの惑星ステージから成り立っており、プレイヤーは各ステージを自由に選ぶことができます。各惑星は、登場キャラクターたちに関連したテーマで設計されており、それぞれに初期操作キャラクターが設定されています。また、全ての惑星を攻略すると、最後のステージ9が解放されます。このステージでは、操作キャラクターが定められておらず、4つのヒーローグループから好きなものを選ぶという特異な仕組みになっています。
キャラクターと操作
ゲーム内には4つのヒーローグループが存在し、それぞれに3体ずつキャラクターが用意されています。パワーアップアイテムを獲得することでキャラクターが順次切り替わります。プレイヤーは特定のアイテムを集めてキャラクターを変更することが可能です。
画面にはスコア、キャラクター、体力ゲージが表示され、体力は最大16ポイントで固定されています。敵の攻撃を受けたり穴に落ちたりすると即座に
ゲームオーバーとなり、ステージ選択画面に戻ることになります。
アイテム
ゲーム内にはさまざまなアイテムが登場します。
- - ハートマーク:使用中のキャラクターが一段階パワーアップ。
- - ドクロマーク:キャラクターを第一形態に戻す。
- - ヒーローチェンジマーク:他のグループに変更可能。
- - おにぎりマーク:体力を回復。
- - 爆弾マーク:敵キャラクターやアイテムを消去。
- - !マーク:数秒間無敵状態になるが、アイテムの取得は不可。
- - バンプレストマーク:ハート、おにぎり、爆弾の効果を併せ持つ。
ストーリー
SD戦士たちが住む「SDネイション」は、突如として現れた謎のUFOによって脅威にさらわれます。悪の帝王ダークブレインは、SD戦士たちの母的存在であるガチャポンマシンとそのエンジニアであるエミィちゃんをさらい、SDネイションを支配しようと企んでいます。正義のSD戦士たちは、彼らを救うため立ち上がることになります。
登場キャラクター
SDヒーロー
- - 仮面ライダーグループ:一号からBLACK RXまで。
- - ウルトラグループ:ウルトラマンからウルトラマンタロウまで。
- - ガンダムグループ:ガンダムからνガンダムまで。
- - メタルヒーローグループ:宇宙刑事シャイダーから機動刑事ジバンまで。
以上のヒーローたちが集結し、プレイヤーは彼らを操作しダークブレインとの戦いに挑みます。
エミィちゃんとガチャポンマシン
猫耳のエンジニア、エミィちゃんはSDキャラクターの生みの親であるガチャポンマシンと共にダークブレインに誘拐されます。彼女はテレパシーを使ってSD戦士たちに助けを求め、物語の重要な鍵となります。
評価
ゲーム誌「ファミコン通信」のレビューでは、合計23点を獲得しました。また、「
ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票では19.99点という評価を受けています。
結論
『SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団』は、魅力的なキャラクターたちが活躍するアクション
シューティングゲームであり、プレイヤーに多彩なゲーム体験を提供します。ヒーローたちと共に悪に立ち向かうこの作品は、今もなお多くのファンに支持されています。