SHIBUYA DESEO

SHIBUYA DESEO (シブヤデセオ)

SHIBUYA DESEOは、東京都渋谷区道玄坂に位置するライブハウスです。1998年の開店以来、渋谷の音楽シーンの一翼を担ってきました。

概要

1998年12月19日、渋谷区桜丘町にオープンしました。リハーサルスタジオを運営するゲートウェイスタジオを母体とし、新宿MARZや渋谷Milkywayの立ち上げにも関わった水野孝之氏が携わりました。「出演者もライブハウスも大きくなるように」という願いを込め、スペイン語で「願い」を意味する「deseo」と名付けられました。

プロユースを志向し、充実した機材と照明を完備する一方、アマチュアやインディーズバンドにも門戸を開放。ブラックミュージック系のイベント「フェイス・ザ・グルーブ」などが人気を博しました。

渋谷FMとの共同イベント「音の穴」を毎月第4土曜日に開催し、コンピレーションCDもリリース。2001年には自主レーベル「Yellow Signal Gate」を設立し、ピンクリボン軍やミルクティースなどのCDを発売しました。

2005年1月18日にはリニューアルオープンし、表記を「DeSeO」から「DESEO」に変更。2011年からは、DESEOプロデュースのアイドルグループ「asfi」を結成し、その後も複数のアイドルグループをプロデュースしました。

2015年10月31日には、ヴィレッジヴァンガードとのコラボレーションによる「DESEO mini with VILLAGE VANGUARD」を桜丘町に出店。しかし、2018年11月30日、渋谷駅桜丘口再開発事業のため、「DESEO mini」と系列の「club 乙-kinoto-」と共に閉店しました。

同年12月21日、現在の道玄坂に移転し、営業を再開。バンド、アイドル、DJ、トーク、演劇など、オールジャンルのイベントを積極的に開催しています。

プロデュース

関連会社の株式会社harvestを通じて、アイドルプロデュースやレーベル運営も行っています。2017年には、みのりほのかのアルバムを発売。その他、ソロアイドルや、DESEO/DESEO miniプロデュースのアイドルグループ（東京リアリー、CUBΣLIC、エレクトリックリボン）が所属しています。

施設

ホールの最大収容人数は、移転前後で変わらずスタンディングで250人、椅子席で100人です。移転後の施設では、ステージの高さが60cmと以前より20cm高くなり、10組以上の出演に対応できる2つの楽屋や物販スペースも設けられています。

DESEOは、渋谷の音楽シーンに欠かせないライブハウスとして、今後も多様な音楽を発信し続けるでしょう。

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