SHIBUYA CITY FC

SHIBUYA CITY FC

SHIBUYA CITY FC（シブヤ シティ エフシー）は、東京都渋谷区を本拠地とするサッカークラブです。このクラブはJリーグへの加盟を目指し、着実にその道を歩んでいます。

クラブの歴史

このクラブは、2014年に「TOKYO CITY F.C.」として創設されました。設立者は山内一樹で、スポーツビジネスの関係者や起業家の仲間を集めてその活動をスタートさせました。設立当初は市区町村リーグに参加していましたが、2015年から東京都社会人サッカーリーグにシフトしました。その後、2019年には東京都社会人サッカーリーグ2部に昇格を果たします。

2019年2月には、「株式会社PLAYNEW」が運営会社として設立され、名古屋グランパスエイトやヴァンフォーレ甲府で活躍した阿部翔平選手をプロ選手として迎え入れ、クラブ初のプロ契約を結びました。そして同年、明確に「渋谷からJリーグを目指す」というビジョンを発表しました。

クラブ名は2021年に「SHIBUYA CITY FC」へと変更され、同年11月には新しい経営体制が発表されました。それに伴い、山内が取締役会長に就任し、小泉翔が新たに代表取締役CEOに選ばれました。

重要な人事と契約

2022年1月25日には、元日本代表の戸田和幸がテクニカルダイレクター兼コーチに就任し、指導体制を強化しました。さらに、同年12月には、國廣周平選手がSC相模原へ移籍し、クラブ発のJリーガーが誕生しました。

特筆すべきは、2022年12月28日にヘッドウェア＆アパレルブランドのニューエラと締結したオフィシャルサプライヤー契約です。サッカークラブとの結びつきで、世界初のケースとなりました。

2023年には、元プロ選手の増嶋竜也が新監督に就任し、田中裕介も執行役員に加わりました。彼らの参加でさらなる強化が期待されています。2023シーズンには、東京都リーグ1部で優勝し、関東社会人サッカー大会でも挑戦を続けましたが、準決勝で敗れました。

成績と展望

SHIBUYA CITY FCは、東京都社会人サッカーリーグで複数回の優勝を果たしており、全国クラブチームサッカー選手権大会にも出場するなど、着実に実績を積み上げています。特に、2019年には東京大会と関東大会での優勝を収め、全国大会出場を果たしました。

クラブのユニフォームは、2014年から2021年にかけて様々なデザインが採用され、2021年以降は白と黒を基調としたシンプルなデザインが特徴です。ユニフォームスポンサーも、時代とともに変化しており、現在はNEW ERAとの提携を行っています。

まとめ

SHIBUYA CITY FCは、渋谷地域の活性化にも寄与する存在として、熱いサポーターに支えられています。今後のJリーグ加盟を視野に入れた活動に期待が寄せられています。この地域に根付く新たなクラブとして、未来への挑戦は続きます。

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