SHIGA CITY FC

SHIGA CITY FC

SHIGA CITY FCは滋賀県大津市を本拠地とする社会人サッカークラブで、かつてJリーグ加盟を目指して活動していたクラブの一つです。その歴史は1992年に遡り、滋賀県立守山北高等学校の卒業生を中心に「マッチーズFC」として設立されました。チーム名は当時のキャプテン・松山裕嗣に由来します。

クラブの歴史

クラブは1993年に大津市サッカーリーグに参入し、5部リーグで優勝後4部に昇格。その後も連続して優勝し、1996年には大津市2部で優勝を果たした後、滋賀県サッカー協会に加盟。最下部の5部からスタートした滋賀県リーグでもすぐさま優勝し、天皇杯の滋賀県予選にも初めて挑戦してベスト8に進出しました。

その後4年連続で優勝し続けた結果、2000年には滋賀県1部に昇格し、2001年には天皇杯全日本サッカー選手権大会に滋賀県代表として初めて出場。結果的には1回戦で敗退したものの、滋賀県内での地歩を固めることに成功しました。

運営の変遷

2017年には「株式会社滋賀ユナイテッド」との合併を経て、名称を「滋賀ユナイテッドMFC」に改名。また、ホームタウンも滋賀県全域に拡大しました。この年、滋賀県1部での復帰を果たし、関西府県サッカーリーグ決勝大会にも進出したものの、昇格には至りませんでした。

2018年も県1部での成功を収めましたが、再度昇格を逃した後、運営方針を見直し、2019年2月にはサッカー部門を独立させる決定を下しました。新たに「SHIGA CITY MFC」として再出発し、6月26日には「SHIGA CITY FC」への改称を行い、ホームタウンを大津市に戻しました。

経過と現在

その後も滋賀県1部を制し、連続して関西府県サッカーリーグ決勝大会に出場しましたが、名実共に強豪とは言えず、2021年にはトップチームの解散を発表。これに際して、旧マッチーズFCの松山代表からの返還申し入れに応じる形となりました。解散後のクラブは運営会社「SHIGA CITY株式会社」として、乳幼児や小学生向けのサッカースクールを展開しています。

成績の概観

SHIGA CITY FC（旧マッチーズFC）および滋賀ユナイテッドMFCとしての成績は以下の通りです。

• - 滋賀県社会人サッカーリーグ 1部：4回（2015年、2017年、2018年、2019年）
• - 天皇杯 初出場からの結果は1回戦敗退
• - 全国社会人サッカー選手権大会滋賀県大会：2回の優勝（2001年、2002年）

クラブの活動を通じて、滋賀県サッカー界への貢献は大きく、今後の発展にも期待が寄せられています。SHIGA CITY FCの公式ウェブサイトやSNSでも、最新情報が発信されているので、ぜひチェックしてみてください。

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