SHIHO (セクシーアイドル)

SHIHO：波乱万丈のキャリアと、新たなステージへ

1968年、宮崎県生まれのSHIHO（しほ）。歌手、女優として、そして現在は動物保護活動家として、多岐にわたる活動で知られる彼女の半生は、ドラマチックな展開に満ち溢れています。

ディスコクイーンから女優へ：華麗なる80～90年代

1988年、シングル「GYPSY QUEEN」で鮮烈なデビューを飾ったSHIHO。日本メナード化粧品CMソングにも起用され、ニューヨークのビルボードチャートで1位を獲得するなど、早くから注目を集めました。原宿でのゲリラライブの様子がスポーツ紙を賑わせ、人気は急上昇。その後も、Tバック姿の衣装で全国のディスコを熱狂の渦に巻き込み、「ディスコクイーン」「学園祭の女王」として活躍しました。

1989年にはTBSドラマ「アイラブユーからはじめよう」の主題歌「ぎりぎり・誘惑」を担当。1992年には「何時迄もLOVE YOU」がオリコンチャートで最高38位を記録し、ロングヒットとなりました。その他にも両A面シングルやカバー曲をリリースするなど、精力的に作品を発表し続けました。

活動の幅を広げ、1990年代半ばからは東映Vシネマにも出演。女優としてもキャリアを積み重ねていきます。1994年には、大きな話題を呼んだスキンヘッドヌードを披露しました。この衝撃的なパフォーマンスの裏には、末妹の白血病をきっかけとした深い思いがありました。

芸能活動休止と、新たな人生の幕開け

1997年、結婚を機に芸能活動を休止します。その後離婚を経て、再び芸能界に復帰。しかし、2018年、愛犬の死をきっかけに、SHIHOの人生は新たな転換期を迎えます。

動物愛護への貢献：第二の人生

愛犬との別れを乗り越えるため、SHIHOは第一種動物取扱責任者（販売・出張）、ペット保険募集人、心理ケアカウンセラー、ペットロス・ハートケアカウンセラーなどの資格を取得。動物取扱事業所・ペット保険代理店「Ra・Birth命（mei）」を設立し、代表として講演活動などを行う傍ら、動物保護活動にも尽力しています。動物の売上の一部を動物保護活動団体へ寄付するなど、積極的に社会貢献活動に取り組んでいます。この期間、健康上の問題を抱えていたこともあり、歌手活動は控えていました。

ゴスペル歌手として、そして母として

近年は、夏樹陽子と同じ事務所と業務提携を結び、歌手活動を再開。自身のスタイルであるゴスペルを独唱するライブ活動を行っています。パワフルでダイナミックな歌声は、多くの人々を魅了し続けています。

SHIHOは3姉妹の長女として生まれ、中学2年生の頃に両親が離婚。その後、父と暮らしていましたが、18歳で父を亡くし、叔母のもとで生活を送りました。現在では、娘のららも芸能活動を行い、Pimm’sのメンバーとしても活躍しています。

豊富なディスコグラフィとフィルモグラフィ

SHIHOの音楽活動は日本コロムビアから始まり、数々のシングル、アルバムをリリースしています。代表的な作品には「GYPSY QUEEN」「ぎりぎり・誘惑」「何時迄もLOVE YOU」「SHAKE YOUR BODY/港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」などがあります。

また、女優としては、東映Vシネマを中心に数々の作品に出演しています。

常に進化し続けるSHIHO

歌手、女優、動物保護活動家として、常に挑戦を続けるSHIHO。彼女の波乱に満ちた人生は、多くの人々に勇気と感動を与え続けています。今後、どのような活躍を見せてくれるのか、目が離せません。

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