SINGER 7

アルバム『SINGER 7』の詳細



『SINGER 7』は、島津亜矢が手がけたカバーアルバムシリーズの第7弾で、2010年に始まったこのシリーズの中でも特に注目される作品です。前作『SINGER 6』から約1年半の間が空いてのリリースとなり、演歌歌手としての彼女の新たな挑戦が感じられます。

この作品の特徴は、2000年代から2010年代に発表された楽曲を中心に構成されている点です。これまでのシリーズでは、主に1970年代から1980年代の楽曲が取り上げられてきましたが、本作では比較的新しい年代の楽曲が目立っています。とはいえ、一部には1990年代の楽曲も含まれており、幅広い年代の音楽を味わうことができます。

アルバムは、4月19日付のオリコン週間アルバムランキングにおいて7位にランクインしました。これは彼女にとって初のTOP10入りを果たした記録であり、特にデジタルアルバムランキングでは13位を記録。Billboard JAPANでは、CD売上とデジタルダウンロード数を合算した結果、14位となっており、これは演歌歌手としては非常に意義深い成績です。

なお、島津亜矢は2010年に『Singer』という初のカバーアルバムをリリースして以来、洋楽や邦楽の名曲を多彩な歌声で披露しており、その魅力が評価を受けてきました。これまでのアルバムシリーズによって、総出荷枚数は20万枚を突破しています。また、テレビ出演を通じてその知名度が上がり、オリジナル曲が配信チャートでも人気を博すなど、彼女の影響力が広がっています。

さらに、TBS系列の番組『本当のとこ教えてランキング』では、プロのクラシック声楽家が選ぶ「本当に歌が上手い日本人歌手最新ベスト50」において3位に選ばれ、YOASOBIの『夜に駆ける』を共演したことで大きな反響を呼びました。これにより、アルバムの人気も後押しされ、ランクインに寄与したと言えるでしょう。

収録曲



本作には以下の楽曲が収録されています:

各楽曲は、アレンジャーによって異なる魅力を引き出されており、新たな解釈とともに島津亜矢の卓越した歌唱力を堪能できる内容になっています。これからの活躍にも注目が集まっています。

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