SMOOTH JAM -Aspasia-

『SMOOTH JAM -Aspasia-』は、2002年5月22日に日本クラウン/ドルフィンハーツからリリースされた杏里のミニ・アルバムです。杏里にとって初のミニ・アルバムであり、新曲、セルフカバー、洋楽カバーというバラエティ豊かな構成が特徴です。

アルバムは、杏里の新たな音楽的挑戦を示す意欲作と言えるでしょう。新曲では、彼女の持ち味である透明感のある歌声と、洗練されたメロディが際立っています。セルフカバーでは、過去のヒット曲を新たなアレンジで再構築し、楽曲の新たな魅力を引き出しています。洋楽カバーでは、杏里ならではの解釈で原曲に新たな息吹を与え、聴きごたえのある仕上がりとなっています。

収録曲は以下の通りです。

1. Calina
作詞：西尾佐栄子 / 作曲：ANRI / 編曲：小倉泰治
2. It's Too Late
作詞・作曲：Toni Stern・Carole King / 編曲：Jochem van der Saag
3. Everything's Alright Now
作詞：吉元由美 / 作曲：ANRI / 編曲：小倉泰治
4. Loving Blue
作詞：吉元由美 / 作曲：ANRI / 編曲：小倉泰治
5. プライベート Sold out
作詞：吉元由美 / 作曲：ANRI / 編曲：monK
6. Lost Vacation
作詞：吉元由美 / 作曲：ANRI / 編曲：monK
7. Funkin' For Jamaica
作詞・作曲：Browne Thomasfredrick・Smith Thomassina・Carrollyne / 編曲：Jochem van der Saag

各楽曲は、杏里の幅広い音楽性を反映しており、様々なジャンルの要素が取り入れられています。例えば、「Calina」は、爽やかなメロディと軽快なリズムが特徴的なポップ・ナンバーです。「It's Too Late」は、Carole Kingの名曲を杏里が情感豊かに歌い上げています。「Everything's Alright Now」は、都会的な雰囲気を持つミディアム・テンポのナンバーです。

また、編曲には、小倉泰治、Jochem van der Saag、monKといった実力派アレンジャーが参加しており、楽曲の完成度を高めています。

『SMOOTH JAM -Aspasia-』は、杏里の音楽の新たな可能性を感じさせる作品であり、彼女のファンはもちろん、幅広い音楽ファンにおすすめできる一枚です。

関連項目として、同じくSMOOTH JAMシリーズである『SMOOTH JAM -Quiet Storm-』があります。こちらも合わせて聴いてみることで、杏里の音楽世界をより深く理解することができるでしょう。

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