SO506iC

mova SO506iCは、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ（現在のソニーモバイルコミュニケーションズ）が2004年7月23日に発表した、NTTドコモ向けの第二世代携帯電話です。

デザインと操作性

このモデルは、ソニー製品やソニー・エリクソン製品の特徴であるジョグダイヤル（ディスクジョグ）を採用しています。一般的な折りたたみ式ではなく、画面が常に露出している回転式を採用していますが、硬いフィルターで保護されているため安心です。本体を開くと、ナンバーボタンなどが現れる構造になっています。しかし、回転させなくても通話やメールなどの基本操作が可能です。

カメラ機能

カメラ操作が非常に簡単で、背面のレンズカバーを開けると自動的にカメラが起動するため、素早い撮影が可能です。大画面での撮影や、外部メモリのメモリースティック Duoへの自動画像保存など、当時の他社製品と比較して、デジタルカメラとしての性能も重視されています。

その他の機能

メモリースティックDuo内の音楽データを再生できるメモリースティックオーディオ機能も搭載しています。これにより、携帯電話で音楽を楽しむことができました。連続待受時間は約460時間、連続通話時間は約140分です。本体サイズはH106×W50×T28mm、重さは約140gです。なお、SO506i（Premini-II）よりも先に発売されています。

カラーバリエーションとカスタマイズ

ボディカラーは、エアリーベージュ、バカンスローズ、トロピカルターコイズ、ソイルブラックの4色が展開されています。さらに、背面に全8色がラインナップされたカバー（フィットカバー）を装着することで、着せ替えが楽しめました。iモードFeliCaを搭載していますが、モバイルSuicaには対応していません。

まとめ

mova SO506iCは、ジョグダイヤルによる操作性、回転式のデザイン、充実したカメラ機能、メモリースティックオーディオ機能など、多岐にわたる特徴を持つ携帯電話でした。当時の携帯電話としては高い性能を備え、ユーザーに快適なモバイル体験を提供しました。

関連事項

ジョグダイヤル
ソニー

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