SPLAY (日本のバンド)

SPLAY (スプレイ) - 青春を駆け抜けた4人組J-POPバンド

SPLAYは、大阪府出身の幼なじみを中心とした4人組J-POPバンドです。2006年にポニーキャニオンからメジャーデビューし、アニメ主題歌などを担当しました。2008年に惜しまれつつ解散しましたが、その音楽は今もなお多くのファンを魅了し続けています。

結成からメジャーデビューまで

2000年、大阪府立島上高等学校の卒業生を中心に「THPLAY」として結成されました。大阪のライブハウスを中心に活動を展開し、2005年にはインディーズでミニアルバム「HAPPY END」をリリース。その後、「SPLAY」に改名し、プロデューサーに片岡大志を迎え、2006年6月21日にシングル「Ring your bell」でメジャーデビューを果たしました。

「Ring your bell」は、その月の「Monthly A Music」に選ばれ、音楽番組「音楽戦士 MUSIC FIGHTER」のヘビーローテーションにも起用されるなど、デビュー直後から大きな注目を集めました。

アニメ主題歌でのブレイク

2ndシングル「Drawing days」は、TVアニメ「家庭教師ヒットマンREBORN!」のオープニングテーマに起用され、SPLAYの名は一気に広まりました。キャッチーなメロディーと疾走感あふれるサウンドは、アニメファンだけでなく、多くの音楽ファンを惹きつけました。その後も3rdシングル「Echo again」が同アニメのエンディングテーマに起用されるなど、アニメとの親和性の高さを示しました。

アルバムリリースとライブ活動

2007年には、1stアルバム「FAREWELL MORNING LIGHT」をリリース。ミディアムナンバーを中心としたサウンドで、歌詞には上京したメンバーの決意が込められています。ゲストミュージシャンとして、浦清英（Mr.Childrenサポート）、石川智（小野リサ レギュラーメンバー）、piana、COM.Aらが参加し、SPLAYの音楽性をさらに広げました。

2008年には、2ndアルバム「AFTER THE MELODY ENDS」をリリース。松岡モトキ、渡辺善太郎をプロデューサーに迎え、セルフプロデュース作品も収録。TBSのクイズ番組「世界バリバリ★バリュー」のエンディングテーマにアルバム収録曲が異例のタイアップを獲得。また、「家庭教師ヒットマンREBORN!」のエンディングテーマ「Sakura addiction」のセルフカバーも収録するなど、話題を集めました。

精力的なライブ活動も展開し、マンスリー・ミーティングと題した3ヶ月連続ワンマンライブは後半ソールドアウトになるほどの人気ぶりでした。

突然の解散、そしてそれぞれの道へ

2008年9月、SPLAYは年内での解散を発表。同年11月18日の渋谷、12月2日の大阪での解散ライブをもって、その活動に終止符を打ちました。

解散後、ボーカルの向井隆昭は、ことわざ能力検定協会の事務局長を務めるなど、音楽とは異なる分野で活躍しています。他のメンバーもそれぞれの道を歩みながら、音楽活動を続けているようです。

メンバー

向井隆昭（むかい たかあき）：ボーカル、ギター、作詞、作曲
園木理人（そのき りひと）：ギター
東俊介（あずま しゅんすけ）：ベース
道本卓行（みちもと たかゆき）：ドラムス、作曲

ディスコグラフィー

シングル
ミニアルバム
アルバム
ライブ・アルバム
オムニバス

楽曲提供

Sakura addiction（雲雀恭弥vs六道骸）

出演番組

* ラジオ：NIGHT CUBE（FM三重）

SPLAYは、短い活動期間ではありましたが、その音楽は多くの人々の心に刻まれました。彼らの楽曲は、今もなお、青春の思い出とともに輝き続けています。

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