SQLyog
SQLyogは、MySQLのリレーショナルデータベース管理システム（RDBMS）を操作するための強力なGUIツールです。インドのバンガロールとアメリカのカリフォルニア州サンタクララに拠点を置くWebyog, Inc.によって開発されました。世界中の30,000を超える顧客に利用されており、200万回以上ダウンロードされています。
SQLyogの最初のバージョン0.9は、8か月の開発期間を経て2001年にリリースされました。当初はソースコードが無料で入手可能でしたが、バージョン3.0以降は完全な商用ソフトウェアとなりました。現在では、無料の自由ソフトウェア版と有償版が存在します。無料版は「Community Edition」としてGitHubで配布されています。有償版は「Professional Edition」、「Enterprise Edition」、「Ultimate Editions」として販売されています。
SQLyogには、以下のような優れた機能が搭載されています。
64ビットバイナリはバージョン11.0から利用可能。
シンタックスハイライトや自動フォーマット機能が充実したエディタ。
インテリジェントなコード補完。
スプレッドシートのようなインターフェースで、データ操作（INSERT、UPDATE、DELETE）が可能。生テーブルデータとクエリ結果セットの両方を操作できます。
視覚的なスキーマデザイナー。
視覚的なクエリビルダー。
クエリフォーマッタ。
MySQL API（SSL対応）、HTTP/HTTPSトンネリング、SSHトンネリングを使用した直接クライアント/サーバー接続など、多様な接続オプション。
ウィザードを使ったODBCデータベースからのデータインポート。
無人バックアップツール。バックアップは圧縮され、必要に応じてタイムスタンプ付きで保存され、テーブルごとにファイルとして保存することも可能。
「SQL Scheduler and Reporting Tool」 - SQL文の実行スケジュールを設定・自動化するツール。クエリ結果はHTMLレポートとして送信可能。
スキーマ/構造の同期とデータ同期。
クエリプロファイラと冗長インデックスファインダ。
自動化されたジョブには、メールによるアラートとレポートオプションあり。
完全な文字セット/Unicodeサポート。
Googleタイプの検索構文をSQLに変換して利用できる「データ検索」機能。
一度に1行を表示するフォームビューで、データの入力・編集に最適。
外部キー検索。
視覚的なデータ比較。
SQLyogは、Win32 APIを使用したC++でプログラミング・開発されています。ランタイム（.NET、Javaなど）には依存していません。MySQL C APIを使ってMySQLサーバーと通信し、ODBC/JDBCなどの「データベース抽象化レイヤー」には依存していません。SQLiteを使用して、グリッド設定などの内部データを保存しています。これにより、設定はセッションを通じてテーブルごとに保持されます。
SQLyogは、Windows VistaからWindows 10までのWindowsプラットフォームで動作します（Windows 9x/MEはUnicodeがサポートされていなかったため、バージョン5.0でサポートを終了し、Windows 2000のサポートはバージョン8.6で、Windows XPのサポートはバージョン12.5で終了しました）。また、Wine環境を利用してLinuxやmacOSなどのUnix系OSでも動作します。さらに、SQLyog Enterprise/Ultimateエディションの機能の一部は、Linux用の無料SJA（SQLyog Job Agent）をネイティブLinuxユーティリティとして利用可能です。これにより、Windows環境でのスケジュールされたジョブと、Linux環境との間で、実行パラメータの指定とテストがシームレスに行えます。
Webyogは、チケットベースのサポートシステムを主軸に、顧客に優先的なサポートを提供しています。Community Editionのユーザーは、登録ユーザー15,000人以上が参加するWebyog Forumsを通じてサポートを受けることができます。また、Webyogは、よくある質問に答えるFAQも公開しています。
データベース接続クライアント
脚注
公式Webyogホームページ（英語）
Community Edition project page（英語）
Community版と商用版の対比シート（英語）
SQLyog スクリーンショット画像（英語）
Interview with Rohit Nadhani, MySQL AB, August 23rd, 2006
歴史
SQLyogの最初のバージョン0.9は、8か月の開発期間を経て2001年にリリースされました。当初はソースコードが無料で入手可能でしたが、バージョン3.0以降は完全な商用ソフトウェアとなりました。現在では、無料の自由ソフトウェア版と有償版が存在します。無料版は「Community Edition」としてGitHubで配布されています。有償版は「Professional Edition」、「Enterprise Edition」、「Ultimate Editions」として販売されています。
特長
SQLyogには、以下のような優れた機能が搭載されています。
64ビットバイナリはバージョン11.0から利用可能。
シンタックスハイライトや自動フォーマット機能が充実したエディタ。
インテリジェントなコード補完。
スプレッドシートのようなインターフェースで、データ操作（INSERT、UPDATE、DELETE）が可能。生テーブルデータとクエリ結果セットの両方を操作できます。
視覚的なスキーマデザイナー。
視覚的なクエリビルダー。
クエリフォーマッタ。
MySQL API（SSL対応）、HTTP/HTTPSトンネリング、SSHトンネリングを使用した直接クライアント/サーバー接続など、多様な接続オプション。
ウィザードを使ったODBCデータベースからのデータインポート。
無人バックアップツール。バックアップは圧縮され、必要に応じてタイムスタンプ付きで保存され、テーブルごとにファイルとして保存することも可能。
「SQL Scheduler and Reporting Tool」 - SQL文の実行スケジュールを設定・自動化するツール。クエリ結果はHTMLレポートとして送信可能。
スキーマ/構造の同期とデータ同期。
クエリプロファイラと冗長インデックスファインダ。
自動化されたジョブには、メールによるアラートとレポートオプションあり。
完全な文字セット/Unicodeサポート。
Googleタイプの検索構文をSQLに変換して利用できる「データ検索」機能。
一度に1行を表示するフォームビューで、データの入力・編集に最適。
外部キー検索。
視覚的なデータ比較。
技術仕様
SQLyogは、Win32 APIを使用したC++でプログラミング・開発されています。ランタイム（.NET、Javaなど）には依存していません。MySQL C APIを使ってMySQLサーバーと通信し、ODBC/JDBCなどの「データベース抽象化レイヤー」には依存していません。SQLiteを使用して、グリッド設定などの内部データを保存しています。これにより、設定はセッションを通じてテーブルごとに保持されます。
プラットフォーム
SQLyogは、Windows VistaからWindows 10までのWindowsプラットフォームで動作します（Windows 9x/MEはUnicodeがサポートされていなかったため、バージョン5.0でサポートを終了し、Windows 2000のサポートはバージョン8.6で、Windows XPのサポートはバージョン12.5で終了しました）。また、Wine環境を利用してLinuxやmacOSなどのUnix系OSでも動作します。さらに、SQLyog Enterprise/Ultimateエディションの機能の一部は、Linux用の無料SJA（SQLyog Job Agent）をネイティブLinuxユーティリティとして利用可能です。これにより、Windows環境でのスケジュールされたジョブと、Linux環境との間で、実行パラメータの指定とテストがシームレスに行えます。
サポート
Webyogは、チケットベースのサポートシステムを主軸に、顧客に優先的なサポートを提供しています。Community Editionのユーザーは、登録ユーザー15,000人以上が参加するWebyog Forumsを通じてサポートを受けることができます。また、Webyogは、よくある質問に答えるFAQも公開しています。
参照
データベース接続クライアント
脚注
外部リンク
公式Webyogホームページ（英語）
Community Edition project page（英語）
Community版と商用版の対比シート（英語）
SQLyog スクリーンショット画像（英語）
Interview with Rohit Nadhani, MySQL AB, August 23rd, 2006
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