SUNDAY NIGHT FEVER
『SUNDAY NIGHT FEVER』（サンデーナイトフィーバー）は、JFNCの制作により、2008年10月5日から2010年3月28日にかけて、JFN系全国ネットで放送されたラジオ番組です。毎週日曜日の20時00分から21時55分までの時間帯で、週末の夜を彩る生放送のバラエティとして親しまれました。パーソナリティを務めたのは、フリーアナウンサーの菊地浬さんと、お笑いコンビ・ザブングル（松尾陽介さん、加藤歩さん）です。
この番組は、その週に起こったニュース、音楽、芸能、スポーツなど、多岐にわたるジャンルの話題を取り上げ、パーソナリティたちの軽快なトークに乗せてリスナーに届けました。開始当初は1時間の放送でしたが、2008年10月からは放送時間を拡大し、原則として2時間の番組となりました。ただし、ネット局によっては20時00分から20時55分までの55分間の短縮バージョンでの放送となるケースもありました。生放送ならではのリアルタイムな空気感と、リスナーからのメールやメッセージを積極的に取り上げるスタイルが特徴でした。
番組は時間帯によって様々なコーナーで構成されていました。
Check The 7days: 1週間の主要な出来事やニュースを振り返るコーナーです。特に、ザブングルの加藤歩さんが各ニュースを独自の視点で評価し、ユニークな基準である「カチッ！」の数（最大3カチ）で表現するのが恒例となっていました。この評価方法は、往年の野球解説者・大沢啓二氏の「喝っ！」にヒントを得たものとされています。
ライブレポート: 音楽ジャーナリストの相越久枝さんが、実際にライブ会場に足を運んだ体験をレポートするコーナーです。レポートの後は、紹介されたアーティストの楽曲が1曲オンエアされました。
加藤歩のお悩メールLOVE!: リスナーから寄せられた様々な悩み相談に、加藤歩さんがユーモアを交えながら回答するコーナーです。時に強引に「解決！」と締めくくったり、希望するリスナーと電話を繋いで生で対話したりすることもありました。
松尾陽介の熱球宣言2009!: （毎月最終週を除く）野球好きとして知られる松尾陽介さんが、独自の視点からプロ野球を中心に解説するコーナーです。特定の選手に焦点を当てることが多く、熱のこもった語り口が特徴でした。
加藤歩の熱○宣言2009!: （毎月最終週のみ）「熱球宣言2009!」の月最終週版として、加藤歩さんが担当しました。
日曜日のエンターテイメント劇場: リスナー参加型の大喜利コーナーです。お題は「大喜利」「ショートコント」「あいうえお作文」「すべらない話・クスッとする話」といったテーマがローテーションで設定され、リスナーから送られてきたネタをパーソナリティが紹介しました。加藤さんが自ら模範解答を披露することもあり、リスナーとの交流が深まる人気コーナーでした。
浬の200海里セレクション!: パーソナリティの菊地浬さんが、リスナーにぜひ聞いてほしいとっておきのアーティストや楽曲を紹介するコーナーです。
Sunday Moon 徳永: 松尾陽介さんが、自身が深く尊敬するアーティストである徳永英明さんについて、熱く語り尽くすコーナーです。BGMには「レイニーブルー」や「Wednesday Moon」が使用され、コーナーの最後には必ず徳永英明さんの楽曲がオンエアされました。
加藤歩のハンドボールLOVE!: 加藤歩さんがハンドボールについて語るコーナーでしたが、加藤さん自身の知識が曖昧だったため、毎回内容が定まらないまま進行するというユニークな一面がありました。
のぞきみお金持ち!: 海外のセレブリティに関するニュースや話題を取り上げるコーナーでした。
* 日曜日のショートコント劇場!: 菊地浬さんと加藤歩さんが、リスナーから送られてきたショートコントの台本を演じるコーナーでした。二人の即席コンビ名をリスナーから募集しましたが、なかなか決定せず「保留ズ」という仮の名前で呼ばれることになり、後に「日曜日のエンターテイメント劇場」へと発展解消されました。
放送期間中には様々な出来事がありました。ゲストとしては、アイドルグループの腐男塾や、加藤さんのネットワークを通じてハンドボール選手（高崎電機の内田雄士さん、日本大学ハンドボール部主将の大畑俊輔さんなど）が出演したこともあります。また、パーソナリティであるザブングルがM-1グランプリの予選に出場した際には、放送開始時刻に遅れたり、地方からの電話出演になったりするなどのハプニングもありました。ザブングルの代役として、お笑いコンビのロッチが登場した回もあり、その際に偶然同じ場所に居合わせた青木さやかさんやギャル曽根さんらが電話出演するという珍事もありました。
先述の「日曜日のショートコント劇場！」で、菊地さんと加藤さんのコンビ名を募集した際、一度は「かりんとう」に決定しましたが、同名のお笑いコンビが存在することが判明し、再度募集する事態となりました。最終的には「保留ズ」という名前が定着し、それがコーナー名のリニューアルにも繋がりました。個人的なニュースとして、2009年9月20日の放送では、加藤歩さんが以前から番組内で触れていた彼女と入籍したことを発表し、リスナーを驚かせました。
『SUNDAY NIGHT FEVER』は全国ネットで放送されましたが、全局がフルネットしていたわけではありませんでした。番組開始当初は多くの局が2時間放送でしたが、時間の拡大後も20時台のみの放送となる局も存在しました。主な2時間ネット局としてFMぐんま、FM-NAGANO、FM FUKUI、radio CUBE FM三重、e-radio、V-air、FMY、Hi-Sixなどがあり、20時台のみのネット局としてFM青森、FM岩手、Boy-FM、ふくしまFM、RADIO BERRY、HELLO FIVE、FM OKAYAMA、FM徳島、Air-Radio、FMS、μ FMなどがありました。また、ネット局の多くでは、20時55分頃にローカルニュース挿入のため、一時的に番組が中断する仕様となっていました。
2010年3月28日の放送をもって、約1年半の歴史に幕を閉じました。
番組概要
この番組は、その週に起こったニュース、音楽、芸能、スポーツなど、多岐にわたるジャンルの話題を取り上げ、パーソナリティたちの軽快なトークに乗せてリスナーに届けました。開始当初は1時間の放送でしたが、2008年10月からは放送時間を拡大し、原則として2時間の番組となりました。ただし、ネット局によっては20時00分から20時55分までの55分間の短縮バージョンでの放送となるケースもありました。生放送ならではのリアルタイムな空気感と、リスナーからのメールやメッセージを積極的に取り上げるスタイルが特徴でした。
主なコーナー
番組は時間帯によって様々なコーナーで構成されていました。
20時台
Check The 7days: 1週間の主要な出来事やニュースを振り返るコーナーです。特に、ザブングルの加藤歩さんが各ニュースを独自の視点で評価し、ユニークな基準である「カチッ！」の数（最大3カチ）で表現するのが恒例となっていました。この評価方法は、往年の野球解説者・大沢啓二氏の「喝っ！」にヒントを得たものとされています。
ライブレポート: 音楽ジャーナリストの相越久枝さんが、実際にライブ会場に足を運んだ体験をレポートするコーナーです。レポートの後は、紹介されたアーティストの楽曲が1曲オンエアされました。
加藤歩のお悩メールLOVE!: リスナーから寄せられた様々な悩み相談に、加藤歩さんがユーモアを交えながら回答するコーナーです。時に強引に「解決！」と締めくくったり、希望するリスナーと電話を繋いで生で対話したりすることもありました。
21時台
松尾陽介の熱球宣言2009!: （毎月最終週を除く）野球好きとして知られる松尾陽介さんが、独自の視点からプロ野球を中心に解説するコーナーです。特定の選手に焦点を当てることが多く、熱のこもった語り口が特徴でした。
加藤歩の熱○宣言2009!: （毎月最終週のみ）「熱球宣言2009!」の月最終週版として、加藤歩さんが担当しました。
日曜日のエンターテイメント劇場: リスナー参加型の大喜利コーナーです。お題は「大喜利」「ショートコント」「あいうえお作文」「すべらない話・クスッとする話」といったテーマがローテーションで設定され、リスナーから送られてきたネタをパーソナリティが紹介しました。加藤さんが自ら模範解答を披露することもあり、リスナーとの交流が深まる人気コーナーでした。
浬の200海里セレクション!: パーソナリティの菊地浬さんが、リスナーにぜひ聞いてほしいとっておきのアーティストや楽曲を紹介するコーナーです。
Sunday Moon 徳永: 松尾陽介さんが、自身が深く尊敬するアーティストである徳永英明さんについて、熱く語り尽くすコーナーです。BGMには「レイニーブルー」や「Wednesday Moon」が使用され、コーナーの最後には必ず徳永英明さんの楽曲がオンエアされました。
過去に放送されていたコーナー
加藤歩のハンドボールLOVE!: 加藤歩さんがハンドボールについて語るコーナーでしたが、加藤さん自身の知識が曖昧だったため、毎回内容が定まらないまま進行するというユニークな一面がありました。
のぞきみお金持ち!: 海外のセレブリティに関するニュースや話題を取り上げるコーナーでした。
* 日曜日のショートコント劇場!: 菊地浬さんと加藤歩さんが、リスナーから送られてきたショートコントの台本を演じるコーナーでした。二人の即席コンビ名をリスナーから募集しましたが、なかなか決定せず「保留ズ」という仮の名前で呼ばれることになり、後に「日曜日のエンターテイメント劇場」へと発展解消されました。
番組にまつわるエピソード
放送期間中には様々な出来事がありました。ゲストとしては、アイドルグループの腐男塾や、加藤さんのネットワークを通じてハンドボール選手（高崎電機の内田雄士さん、日本大学ハンドボール部主将の大畑俊輔さんなど）が出演したこともあります。また、パーソナリティであるザブングルがM-1グランプリの予選に出場した際には、放送開始時刻に遅れたり、地方からの電話出演になったりするなどのハプニングもありました。ザブングルの代役として、お笑いコンビのロッチが登場した回もあり、その際に偶然同じ場所に居合わせた青木さやかさんやギャル曽根さんらが電話出演するという珍事もありました。
先述の「日曜日のショートコント劇場！」で、菊地さんと加藤さんのコンビ名を募集した際、一度は「かりんとう」に決定しましたが、同名のお笑いコンビが存在することが判明し、再度募集する事態となりました。最終的には「保留ズ」という名前が定着し、それがコーナー名のリニューアルにも繋がりました。個人的なニュースとして、2009年9月20日の放送では、加藤歩さんが以前から番組内で触れていた彼女と入籍したことを発表し、リスナーを驚かせました。
ネット状況
『SUNDAY NIGHT FEVER』は全国ネットで放送されましたが、全局がフルネットしていたわけではありませんでした。番組開始当初は多くの局が2時間放送でしたが、時間の拡大後も20時台のみの放送となる局も存在しました。主な2時間ネット局としてFMぐんま、FM-NAGANO、FM FUKUI、radio CUBE FM三重、e-radio、V-air、FMY、Hi-Sixなどがあり、20時台のみのネット局としてFM青森、FM岩手、Boy-FM、ふくしまFM、RADIO BERRY、HELLO FIVE、FM OKAYAMA、FM徳島、Air-Radio、FMS、μ FMなどがありました。また、ネット局の多くでは、20時55分頃にローカルニュース挿入のため、一時的に番組が中断する仕様となっていました。
2010年3月28日の放送をもって、約1年半の歴史に幕を閉じました。
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