SURVIVE STYLE5+

『SURVIVE STYLE5+』

『SURVIVE STYLE5+』は、2004年に公開された関口現監督による日本映画です。この作品は、個々に独立した5つのエピソードが緊密に絡み合いながら、視聴者に新しい体験を提供します。配給は東宝が担当しました。映画の各エピソードには、さまざまなキャラクターが登場し、それぞれの物語が交差しあうことで、ユニークな世界観を生み出しています。

エピソードの紹介

1. 再生する妻とその犯人
最初のエピソードでは、何度もよみがえる妻を持つ男の心理を描いています。男は、妻を殺し続ける宿命に囚われています。キャストには、浅野忠信が石垣昌宏役、橋本麗香がミミ役を務め、ピエール瀧が白バイ警官を演じています。

2. 自信過剰なCMプランナーと催眠術師
2つ目のエピソードでは、小泉今日子演じるCMプランナー・洋子と、阿部寛が演じる催眠術師・青山の物語が展開します。二人の自信に満ちた振る舞いが、さまざまな事態を巻き起こします。

3. 鳥になった父と家族の葛藤
続くエピソードでは、岸部一徳が演じる父親が鳥に変身してしまうという奇想天外な設定が展開されます。彼の変化に家族はどう向き合うのか、麻生祐未や貫地谷しほりの演技が光ります。

4. 空き巣チームのドタバタ
4つ目のエピソードには、津田寛治、森下能幸、JAI WESTが演じる空き巣の3人組が登場し、彼らの日常やトラブルが描かれています。ユーモラスな側面が強調されています。

5. ロンドンからの殺し屋と通訳
最後のエピソードには、VINNIE JONESが殺し屋として登場し、荒川良々がその通訳を演じます。彼らの関係や摩擦が、物語にスリリングな展開をもたらします。

追加エピソード

作品には、恐妻家の製薬会社社長（千葉真一）とその取り巻きたちのエピソードも含まれています。各エピソードが互いに関連し合い、全体として高い完成度を誇っています。

スタッフ

映画の制作には、多田琢が企画・原案・脚本を担当し、監督の関口現がビジョンを具現化しました。制作には、林田洋、森隆一、平井文宏などが関わり、視覚的な美しさを追求したシグママコトが撮影、山口修が美術を手掛けています。

音楽はJAMES SHIMOJIが担当し、映像の雰囲気を一層引き立てています。この映画は、エンターテイメントとアートをうまく融合させた作品として、多くの観客に愛され続けています。各エピソードの独自性と相互作用が、観る者に新鮮な印象を与え、興味を引きます。

もう一度検索