Shining (近藤真彦のアルバム)

アルバム『Shining』の概要

近藤真彦の6枚目のオリジナル・アルバム『Shining』は、1984年8月1日にリリースされました。このアルバムは、彼のデビュー以来1980年から所属していたRVCから発売された最後のオリジナル・アルバムであり、彼の音楽キャリアにおいて特別な意味を持っています。アルバムはオリコンチャートで11.0万枚の売上を記録し、多くのファンに支持されました。

本作は、前々作まで続いていた「進行形三部作（～ing）」が完結する作品でもあります。これにより、近藤真彦は新たな音楽の方向性を示すこととなりました。なお、CDも制作されていますが、そのプレス枚数が少ないため、現在の市場ではほとんど見かけることができません。

収録曲

アルバム『Shining』は、全体で10曲を収めており、各曲は異なるテーマやストーリーを持っています。以下に、収録曲の詳細を紹介します。

SIDE 1

1. 迷える狼（ストレイ・ウルフ）
作詞：森雪之丞
作曲・編曲：馬飼野康二
繊細なメロディが印象的で、心の迷いを描いた歌詞が心に響きます。

2. ハート・ブレイカー
作詞：康珍化
作曲：鈴木キサブロー
編曲：戸塚修
気持ちの葛藤を感じさせる情熱的な楽曲です。

3. そしてSeptember
作詞：ちあき哲也
作曲・編曲：馬飼野康二
季節の変わり目をテーマにし、感動的なバラードに仕上がっています。

4. 夕凪メモリー
作詞：安藤芳彦
作曲・編曲：芳野藤丸
ノスタルジックなメロディが思い出を呼び起こす楽曲です。

5. キッスで眠れ
作詞：小林和子
作曲・編曲：馬飼野康二
切ない恋心を描いたロマンティックな曲となっています。

SIDE 2

6. 野良犬ダンディズム
作詞：安藤芳彦
作曲：亀井登志夫
編曲：中村哲
自由な生き方を歌った、力強いメッセージを持つ曲です。

7. 思い出のフリーウェイ
作詞：売野雅勇
作曲：John Stanley
編曲：戸塚修
過去の思い出を振り返りながらも前に進む姿勢を探求しています。

8. シュガーボーイの憂ウツ
作詞：売野雅勇
作曲：小田裕一郎
編曲：船山基紀
日常の中で感じる孤独感を表現した楽曲です。

9. バラード20
作詞：小林和子
作曲：Alan O'Day・Stanfield Major
編曲：中村哲
深い感情を込めたバラードで、聴く人の心を掴みます。

10. スローなキッスをもう一度
作詞：康珍化
作曲・編曲：馬飼野康二
甘美なフレーズが印象的で、恋人との絆をしっかりと感じさせる楽曲です。

11. 遠いよBaby
作詞：大津あきら
作曲：鈴木キサブロー
編曲：馬飼野康二
遠距離恋愛の切なさを描いた、感情豊かな曲です。

このように『Shining』には多彩な楽曲が収められており、ファンだけでなく、音楽を愛する全ての人にとって聴きごたえのある作品となっています。近藤真彦の成長と変化を感じながら、アルバム全体のメッセージを理解することができるでしょう。

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