GALAPAGOS SoftBank 003SH(ガラパゴス
ソフトバンク ゼロゼロサンエスエッチ)は、
シャープが日本市場向けに開発した
スマートフォンの一つです。この端末は、
ソフトバンクモバイルの製品ラインに位置づけられており、
W-CDMAおよび
GSMに対応したストレート型のモ
デルです。
概要
この003SHは、
シャープの
ソフトバンク向け
スマートフォンとして初めて登場した機種で、
ワンセグ放送機能や
おサイフケータイ機能、赤外線通信が利用可能です。特に注目すべきは、裸眼で楽しめる3D液晶ディスプレイを備えている点です。このディスプレイは、待受画面や静止画、動画、さらには
ワンセグ放送を3Dで視聴できる能力を持っています。また、内蔵カメラは3D撮影にも対応しており、ユーザーに新しい体験を提供します。搭載されているOSはAndroid 2.2で、3Gハイスピードに対応しており、通信速度は最大7.2Mbpsを誇ります。さらに、
Wi-Fi接続にも対応しており、快適なインターネット環境を提供します。タッチ操作を容易にするTapFlow UI(タップフローユーザインターフェース)も搭載されています。
沿革
2010年12月17日、この端末は全国で一斉発売されました。その後、複数回にわたりソフトウェアのアップデートが行われ、機能性やユーザー体験の向上が図られました。最初のアップデートは
2010年12月22日に実施され、音声通話の終話操作の改善が行われました。以降、電池持続時間や通話音質の改善、タッチ操作性の向上など、様々な問題の修正が行われています。特に、2011年
10月7日にはAndroid 2.3.4へのメジャーアップデートが実施され、さらなる進化を遂げました。
その後も、
Wi-Fi環境でのメジャーアップデートの対応や、緊急速報メールへの対応など、機能追加が行われていきました。最終的には、数回にわたりソフトアップデートが行われ、多くの不具合が解消されていきました。
プリインストールアプリ
003SHには、さまざまなプリインストールアプリが含まれており、ユーザーはすぐに様々な機能を利用することができます。例えば、カメラやAV機能、スライドビデオ、ケータイ書籍、mora touch、
Ustream、ゲームアプリなどが搭載されています。特に、コナミやガンホーから提供されるゲームは、一定の人気を誇っており、エンターテインメント性を強化しています。
まとめ
GALAPAGOS SoftBank 003SHは、
シャープの技術力と
ソフトバンクのサービスを融合させた独自の
スマートフォンです。3D液晶による視覚効果や、多彩な通信機能、便利なアプリ群を持ちながら、ユーザーに満足できる体験を提供します。
スマートフォンの発展とともに、この端末も進化を続け、使いやすさと機能性を両立させる存在となっています。