SoftBank 822T

ソフトバンク822Tは、2008年2月29日にソフトバンクモバイルから発売された、東芝製のW-CDMA方式の携帯電話端末です。

主な機能と特徴

この機種の最大の特徴は、ソフトバンクのラインナップとしては珍しい防水機能です。IPX5、IPX7相当の防水性能を備えており、水濡れを気にせずに利用できる点が魅力でした。

しかし、発売から間もなく、2008年夏には同じく防水機能を備えたSoftBank 824SHとSoftBank 823Pが登場したため、822Tの防水ケータイとしての存在感は薄れてしまいました。これらの後発機種と比べると、カタログの防水ラインナップに一緒に掲載される機会も少なく、その存在がやや埋もれてしまった感があります。

また、822Tはワンセグ機能には対応していません。当時の携帯電話としては基本的な機能に留まっており、多機能さを求めるユーザーにはやや物足りなさを感じさせるかもしれません。

その他

ソフトバンク822Tは、防水性能を備えつつも、突出した機能はなく、その存在はやや地味な印象でした。しかし、防水ケータイの初期のモデルの一つとして、その歴史に名を刻んでいます。

関連項目

ソフトバンクモバイルの端末一覧

外部リンク

SoftBank 822T


この機種は、特定のニーズを持つユーザーにとっては魅力的な選択肢となり得ましたが、市場全体としては、後継機種の登場によりその役割を終えたと言えるでしょう。しかし、ソフトバンクの歴史の中では、重要なモデルの一つとして記憶されるべき存在です。この機種が発売された当時は、まだスマートフォンが普及する前であり、これらの携帯電話が広く使われていました。そのため、当時のユーザーにとっては、思い出深い機種の一つかもしれません。

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