Sound Schedule

サウンド スケジュール

サウンド スケジュールは、日本のスリーピースロックバンドで、1999年に結成されました。メンバーはボーカルとギターを担当する大石昌良、ドラムとキーボード、パーカッションを担当する川原洋二、ベースとコーラスを担当する沖裕志の3人です。バンドは愛媛県宇和島市、兵庫県神戸市、山口県周南市出身のメンバーで構成されています。バンド名には、音楽を通じて日常を彩るという意味が込められています。

結成から解散までの道のり

バンドは神戸商科大学の軽音楽部で結成しました。結成当初は、神戸や大阪でストリートライブを中心に活動を行い、独自のスタイルを確立していきました。2000年11月には、インディーズ盤のフルアルバム『ここからはじまるストーリー』をリリースし、1000枚の限定販売を行います。その後、2001年9月19日にはメジャーデビューシングル『吠える犬と君』を発表。これが彼らの出発点となり、名実ともに注目を浴びる存在となりました。

2003年1月にはテレビ番組『ミュージックステーション』に出演し、「ピーターパン・シンドローム」を披露するなど、メディアへの露出も増えていきました。しかし、2006年にはライブツアー「Sound Life 〜ありがとう〜」をもって解散を発表。解散後は大石がソロ活動を開始し、川原はヤマハミュージックコミュニケーションズで制作ディレクターとしてのキャリアを積み、沖は他のバンドに参加するなど、各自の道を歩んでいきました。

再結成と新たな活動

解散から約5年後の2011年7月には、メジャーデビューから10年目を記念して、期間限定の再結成プロジェクト「Sound Schedule Project 2011 PLACE」を発表。これに伴い、同日には復刻配信限定アルバム『ここからはじまるストーリー』を発表し、9月には新しいアルバム『PLACE』をリリースしました。ツアーも東京、大阪、名古屋で実施し、再びファンの前に姿を現しました。

当初は期間限定の再結成とされていましたが、2012年12月のライブ中に活動を続ける意向を示し、再び定期的に音楽活動を行うことになります。これにより、川原と沖は会社員としての仕事を続けながら、バンドの活動に参加していくことになります。

20周年を迎えて

バンドが結成されてから20年を迎えた2019年には、東京のLIQUIDROOMで行われたライブを収録したBlu-ray作品『Sound Schedule Live Tour “PLACE2019” LIQUIDROOM』を2020年3月25日に発売。これが彼らの初の映像作品となります。20年の時を経て、サウンド スケジュールはますます多くのファンを魅了し続けています。

代表的なディスコグラフィ

サウンド スケジュールのディスコグラフィには、シングルやアルバムに加えて、配信限定アルバムやベストアルバム、さらには映像作品も含まれており、その多様性を感じることができます。特に新しいアルバムには、再結成後の新たな彼らの音楽が詰まっており、ファンにとっても嬉しいリリースとなっています。

まとめ

サウンド スケジュールは、結成から今に至るまでの活動を通じて、多くの音楽ファンに愛され続けるバンドです。彼らの音楽とメッセージは、これからも多くの人々に影響を与え続けることでしょう。音楽の力を信じ、活動を続ける彼らの今後に期待が高まります。

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