Sparkle Sparkler

『Sparkle Sparkler』と『スパクル!! 〜cool beats & pop life〜』：AIR-G'のラジオ番組の歴史

2013年4月、AIR-G'（エフエム北海道）の番組改編により、『music air-stayG』と『lief』という2つの番組を統合したワイド番組として、『Sparkle Sparkler』（スパークル・スパークラー）が誕生しました。パーソナリティは、それまで『Working for The Weekend』を担当していた松尾亜希子さんです。

番組タイトルの『Sparkle』は「煌めき、輝き、活気」を、『Sparkler』は「才人、美人」を意味しており、当初は30代女性を主なターゲット層として、輝くための情報を発信するコンセプトでした。

『Sparkle Sparkler』は、多様な情報を提供する幅広いコーナーを特徴としていました。例えば、『Sparkle College』では曜日ごとにテーマを設定し、有益な情報を紹介。月曜日はマネー、火曜日は本、水曜日は札幌の情報を扱う『Sapporo Calling』、木曜日はブライダルに関する『Only One Bridal』といった具合です。さらに、『マツオデラックス』『乙女侍おまつ』『お・み・く・TEA』『スパクル的一曲入魂』といった日替わりのコーナーや、『松尾部屋』など、リスナー参加型のコーナーも人気を博しました。また、火曜日には『火曜ラジオドラマ「あゆみさん」』を放送していました。さらに、不定期で開催された番組主催のライブイベント『スパクル☆ナイト』も大きな話題となりました。

2017年12月からは、ABEMA RADIO（AbemaTV）でも一部時間帯の同時配信を開始。2020年11月3日には、岩見沢市のコミュニティFM局であるFMはまなすジャパンと同時生放送を行い、『Sparkle Sparkler in 岩見沢 火曜ラジオドラマ「あゆみさん」フェスティバル』と題した特別番組を放送しました。

しかし、2021年春の番組改編で、AIR-G'全体のワイド番組の放送時間が変更されることになり、『Sparkle Sparkler』は2021年4月1日をもって放送を終了しました。

その後継番組として、放送時間を午前中に移した『スパクル!! 〜cool beats & pop life〜』が、2021年4月5日から放送開始されました。パーソナリティは引き続き松尾亜希子さんです。番組名は『Sparkle Sparkler』の略称である「スパクル」を使用し、新しい番組タイトルにリニューアルされました。

『スパクル!! 〜cool beats & pop life〜』では、『Sparkle Sparkler』の一部コーナーを引き継ぎつつ、新しいコーナーも追加されています。例えば、『松尾のとっておき』では、月曜日はグルメ、火曜日は本、水曜日はおすすめの曲、木曜日は週末の過ごし方などを紹介。また、『スパセレ!』『音楽の処方箋』『DCMナビゲーション』といった新しいコーナーも登場しました。さらに、リスナー参加型のコーナー『松尾部屋』も継続されています。

『Sparkle Sparkler』時代の中継リポーターとして活躍していた戸田耕陽さんも過去に出演していました。

『Sparkle Sparkler』のTwitterアカウントとハッシュタグ「#スパクル」は、『スパクル!! 〜cool beats & pop life〜』でも引き続き使用されていますが、ABEMA RADIOでの同時配信は行われていません。『スパクル!! 〜cool beats & pop life〜』では、11時〜11時30分の間はTOKYO FMの『ディア・フレンズ』をネット放送するため、一時中断する時間帯があります。また、『朝MORi』→『Morning Morning!』のエンディングから松尾亜希子さんが出演し、森基誉則さん→猪飼雄一さんとクロストークを行った後、CMと時報を挟んで番組が始まるという、他番組との連携も特徴の一つとなっています。

このように、『Sparkle Sparkler』と『スパクル!! 〜cool beats & pop life〜』は、AIR-G'を代表するラジオ番組として、長年にわたってリスナーに愛されてきました。番組の進化と継続は、松尾亜希子さんのパーソナリティと、多彩なコーナー、そしてリスナーとの交流が支えていると言えるでしょう。

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