STROBO

STROBO（ストロボ）

STROBOは、1990年代後半から2000年代にかけて活動した日本のロックバンドです。ジェイソンズのメンバーだったHiroki、茶谷雅之、DAISUKEの3人を中心に結成され、独特な音楽性とライブパフォーマンスで人気を博しました。

バンドの歴史

1997年、STROBOは1stアルバム『Ending is the point where all the things getstarted』でデビューを果たします。このアルバムはBANDAIからリリースされ、バンドの音楽的な方向性を示す作品となりました。その後、メンバーチェンジを経て、川谷龍大（Ryudai）、林邦樹（Linn）がドラマーとして、野嶋太郎（Talow）がキーボーディストとして加入し、バンドのサウンドに新たな彩りを加えました。

STROBOは、東京のトランスミュージックシーンやアメリカのジャムバンドシーンから影響を受け、独自の音楽性を追求しました。ROVOやAOAといったバンドとも交流があり、その音楽性は日本のロックシーンの中でも異彩を放っていました。1999年から2002年にかけては、新宿LIQUIDROOMやフジロックフェスティバルといった大型イベントにも出演し、そのライブパフォーマンスは多くの観客を魅了しました。

2003年には映像集団OVERHEADSのタカヨシを迎え、アルバム『ZERO』を発表。音楽だけでなく映像にもこだわり、視覚的な表現も追求しました。2006年にはレンチの松田知太が加入し、ライブ活動を再開しますが、2011年に活動を停止しました。

音楽性と特徴

STROBOの音楽は、トランスやジャムバンドの要素を取り入れつつ、独自の解釈で昇華させたサウンドが特徴です。複雑なリズムや変拍子を多用し、即興演奏の要素も含むライブパフォーマンスは、聴く人を飽きさせない魅力がありました。また、キーボードやプログラミングを効果的に使用し、サイケデリックな世界観を構築していました。

ディスコグラフィー

アルバム

Ending is the point where all the things getstarted (1997)
Primitive Future (2001)
* Zero (2003)


STROBOは、短い活動期間ながらも、日本の音楽シーンに大きな足跡を残しました。その音楽性は、現在でも多くの音楽ファンに愛されています。

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