Tシャツと私たち

ウカスカジー 2ndアルバム『Tシャツと私たち』

『Tシャツと私たち』は、ウカスカジーが2016年7月13日にリリースした2枚目のオリジナルアルバムです。2013年の結成以来、音楽とサッカーを融合させたイベントを開催してきた彼らが、音楽に焦点を当てた初のライブツアーを経て制作されました。

制作背景

ウカスカジーは、結成当初から音楽とサッカーを融合させたライブイベントを主催していました。しかし、2015年6月28日に豊洲PITで開催した音楽のみのライブ『MIFA Football Park 1st anniversary party』で手応えを感じ、翌2016年に初のライブツアー『ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR』の開催を決定しました。このツアーに向けて制作された新曲がアルバムとして発表されることになりました。

音楽性と制作

桜井和寿は、「一緒に歌ったり叫んだりというコミュニケーションを前提に曲を作っている」と語り、アルバム全体を通して「とにかくハッピー」「ライブで盛り上がってなんぼ」というテーマを追求しています。

アルバムタイトルの『Tシャツと私たち』は桜井の提案によるもので、当初は『HAPPY HOUR』や『おめでたい奴ら』も候補に挙がっていました。しかし、あえて興味を引くようなタイトルを選んだとのことです。

また、2015年のライブで初披露されたエアロスミスとRun-D.M.C.のコラボ曲「Walk This Way」の日本語カバー「遠くに行くぜ」も収録予定でしたが、許諾が得られずお蔵入りとなりました。

リリースとプロモーション

アルバムは通常盤のみの1形態で発売され、紙ジャケット仕様となっています。前作『AMIGO』から約2年ぶりのリリースとなりました。

ライブツアー『ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR』の会場では、本作の特典付き予約会が実施されました。

2019年8月19日には、配信限定ミニアルバム『金色BITTER』の発売と同時に、本作のダウンロード・ストリーミング配信が解禁されました。ただし、ボーナス・トラックの「Special talk about 『Tシャツと私たち』」「ミファンダえかきうた」は配信されていません。

ライブツアー

アルバム発売に先駆け、2016年6月17日から7月1日まで、ライブハウスツアー『ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR』が5会場5公演で開催され、アルバム収録曲が全曲披露されました。

また、アルバム発売週の7月16日には、豊洲PITでライブ『ウカスカジー はじめてのツアー HAPPY HOUR 追加公演 〜NEW ALBUM Release Party “おめでたい私たち”〜』が開催され、その模様はBSスカパー!で放送されました。

ライブには、SUNNY（キーボード・コーラス、バンドマスター）、設楽博臣（ギター）、藤谷一郎（ベース）、脇山広介（ドラム）がバンドアミーゴとして参加し、6人編成での演奏となりました。オープニングアクトはDJダイノジが務め、ライブ本編でも数曲バックダンサーとして参加しました。追加公演では、サプライズゲストとしてふなっしーが登場しました。

アートワーク

本作のアートディレクターは榮良太が担当しました。ジャケットでは、桜井の提案によりメンバー2人がミファンダの着ぐるみを着ており、仕事や遊びを全力でやり終えた後の「最高の乾杯の瞬間」を表現しています。

収録曲

1. Anniversary
2. Celebration
3. HAPPY HOUR
4. 前を向け!
5. Tシャツと私たち
6. Celebration (Instrumental)
7. Special talk about 「Tシャツと私たち」 (Bonus)
8. ミファンダえかきうた (Bonus)

参加ミュージシャン

[参加ミュージシャンの詳細なリストは省略]

カバー

Anniversary: TAOTAK（2018年）

外部リンク

公式サイト
ミュージック・ビデオURL'>ウカスカジー 「Celebration」 Music Video - YouTube
ウカスカジー 「HAPPY HOUR」 ダンス振り付け映像 - YouTube

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