TBSハウジング

TBSハウジングについて

TBSハウジングは、TBSラジオがプロデュースする住宅展示場で、主に首都圏周辺に展開しています。この展示場は、TBSホールディングスの子会社であるTBSラジオが運営し、映像制作・運営にはTBSグロウディア、広告代理店コスモセブン、不動産販売代理店の三友ラジオ・エージェンシーの3社が関与しています。

設立と歴史

1971年5月29日に、東京都武蔵境にて最初の会場がオープンしました。初代は「TBSハウジング総合プレハブ住宅展」と名付けられ、7社の住宅メーカーが参加していました。この展示場のナレーションを担当したのは、著名なナレーターである桝井論平です。

TBSハウジングは、過去にはTBSラジオの部署に属しており、分社化以前はラジオとテレビの両方の広告で展開されていました。現在のCMは、主にTBSラジオやBS-TBSで流れていますが、以前はTBSテレビでも多くのCMが放送されていました。

2020年4月にTBSグループ全体のロゴが刷新された際には、新しい「TBS HOUSING」ロゴが導入されました。このロゴは、住宅をモチーフにしたデザインとなっています。また、同年5月には新しいロゴに合わせて宣伝素材も改変され、以前のテレビマスコットBooBoは姿を消しました。

展開地域

TBSハウジングは、埼玉県、群馬県、栃木県に6つの展示場を展開しています。これらの会場は通常、首都圏の大型ショッピングセンター近くに設置されており、アクセスが良好です。特に、2013年4月には山手線内では唯一の住宅展示場として渋谷会場がオープンしましたが、2019年6月には閉鎖されることとなりました。

具体的な運営会場には次のような場所があります：

• - 新越谷（埼玉県越谷市）
• - 草加（埼玉県草加市）
• - 伊勢崎（群馬県伊勢崎市）
• - 太田（群馬県太田市）
• - 宇都宮ベルモール（栃木県宇都宮市）
• - 宇都宮インターパーク（栃木県河内郡上三川町）

閉鎖した会場

いくつかの会場は閉鎖され、その跡地には商業施設や医療モールが建設されることが多く見られました。例えば、最初の会場である武蔵境は閉鎖された後にスーパーマーケットに改変されています。他にも、町田、八王子中央、湘南平塚、越谷せんげん台、新高崎などが過去に存在しましたが、現在は住宅展示場としての機能を失っています。

終わりに

TBSハウジングは、長年にわたり多くの人々に親しまれてきた住宅展示場です。未来に向けて、住宅と生活スタイルの提案を通じて、より多くの人々に新しい価値を提供していくことでしょう。

もう一度検索