TEAM MAKEHEN

TEAM MAKEHEN（チーム・マケヘン）は、プロレスラーの橋本友彦がプロデュースしていたプロレス興行「MAKEHEN（マケヘン）」から発展したプロレスプロモーションユニットです。2000年代後半にインディープロレス界で活動し、独自のスタイルでファンを魅了しました。

歴史

TEAM MAKEHENの歴史は、2005年10月16日にDDTプロレスリング所属だった橋本友彦が、BAYSIDE Jennyで自主興行「MAKEHEN 2005」を開催したことから始まります。この興行が好評を博し、翌2006年1月に橋本がDDTを退団して、ユニット「TEAM MAKEHEN」を結成するに至りました。

2006年7月16日には、新木場1stRINGで「MAKEHEN 2006」を開催。その後も定期的に興行を開催し、所属選手を増やしながら活動を続けました。2007年3月4日には、紫雷美央、紫雷イオがデビューし、女子プロレス部門も強化。2008年6月1日には、新木場1stRINGで「MAKEHEN女子」を開催するなど、女子プロレスにも力を入れました。

2009年6月27日には、西村賢吾がデビュー。しかし、同年7月4日、代表の橋本が飲食店の売上げを巡る事件で脅迫罪で逮捕されるという事態が発生。7月30日には弁護士を通して事件に関してコメントを発表しましたが、8月16日に大阪ミナミ ムーブ・オン アリーナで開催された「MAKEHEN in 大阪'09」を最後に活動を休止しました。

その後、9月に活動再開を発表しましたが、後に中止となりました。そして、2009年12月13日に世界館で開催された「MAKEHEN FINAL」を最後に解散しました。

最終所属選手

橋本友彦
小坂井寛
西村賢吾（現：拳剛）
羽沙羅（現：奥田朱理）

歴代所属選手

光矢裕華
紫雷美央
紫雷イオ
帝嘩怒（旧：水沼美加）

TEAM MAKEHENは、短期間の活動でしたが、個性的な選手を擁し、インディープロレス界に独自の足跡を残しました。特に、紫雷姉妹のデビューは、女子プロレス界に新たな風を吹き込んだと言えるでしょう。また、橋本友彦の逮捕という衝撃的な出来事は、プロレス界内外に大きな波紋を広げました。解散後も、所属選手たちはそれぞれの道で活躍を続けています。

もう一度検索