THE CHEWINGGUM WEEKEND

THE CHEWINGGUM WEEKEND（チューインガム・ウィークエンド）は、1990年代に日本のロックシーンで活動した4人組ロックバンドです。1991年に結成され、2001年に惜しまれつつ解散しました。

バンドの歴史

バンドは、1991年に北海道札幌市で橋本孝志と岩田晃次を中心に「GO-GO-TIMES」というバンド名で結成されました。岩田晃次は、以前コインロッカー・ベイビーズというバンドでベーシストとして活動していました。その後、バンド名をTHE CHEWINGGUM WEEKENDに改め、1992年に活動の拠点を東京に移します。メンバーチェンジを何度か経て、1996年にシングル「あの娘をつかまえて」でソニーレコーズからメジャーデビューを果たしました。

活動期間中、テレビの音楽番組への露出は多くありませんでしたが、1996年のミュージックステーションでは、PUFFYが「これが私の生きる道」を披露した際、バックバンドとしてバンド名入りで出演するという貴重な機会を得ました。

2000年にはインディーズレーベルのUKプロジェクトに移籍し、2001年にギターの岩田晃次が脱退したことをきっかけに解散しました。しかし、解散後も各メンバーはそれぞれのソロ活動や他のバンドへの参加を通して音楽活動を続けています。

2020年2月には、ソニーミュージックが1990年代にデビューしたアーティストを対象とした配信プロジェクト「DISCOVER the 90's」の第6弾アーティストとして、ソニーミュージック在籍時の全楽曲が配信されました。

メンバー

橋本孝志（はしもと たかし）：ボーカル担当。1991年から2001年まで在籍。北海道出身。ほぼ全ての楽曲の作詞・作曲を手がけました。フェンダー・ストラトキャスターやギブソン・ファイヤーバードなどを愛用。解散後は目立った活動は長く確認されていませんでしたが、2014年に当時のプロデューサーであった上田禎のサポートを受け、13年ぶりにライブ活動を再開。現在はthe MADRASのボーカルとして活動中です。
岩田晃次（いわだ こうじ）：ギター担当。1991年から2001年まで在籍。北海道小樽市出身。元コインロッカー・ベイビーズのベーシスト。フェンダー・テレキャスターやギブソン・レスポールなどのギターを使用。解散後は、まぼろしのみぎなどを経て、現在はソロユニットHERMITとして活動しています。
鈴木淳（すずき じゅん）：ベース担当。1994年から2001年まで在籍。宮城県仙台市出身、千葉県育ち。the pillowsやカミナリグモのサポートベーシストとしても活動しました。
夏秋文尚（なつあき ふみひさ）：ドラムス担当。1996年から2001年まで在籍。東京都出身。GRANDFATHERSなどのサポートを経て、1stアルバム『the chewinggum weekend』発表後に正式加入。解散後は、鈴木博文や青山陽一など多くのミュージシャンのサポートを務め、レコーディングエンジニアとしても活躍。2020年頃には、かねてよりサポートで参加していたムーンライダーズに正式加入しました。

ディスコグラフィ

シングル

あの娘をつかまえて

アルバム

the chewinggum weekend

参加作品

(詳細不明)


タイアップ一覧

(詳細不明)

ヘビーローテーション/パワープレイ

(詳細不明)

参考資料

「ROCKIN'ON JAPAN 1998年12月号」

外部リンク

HERMIT(myspace)
Natsuaki's Subterranean WWW Site
* 橋本孝志(k7abcrqp) - X（旧Twitter）



このバンドは、1990年代の日本のロックシーンにおいて、独自の音楽性と個性を放っていました。メンバーそれぞれの多彩な音楽活動は、解散後も多くの音楽ファンに影響を与え続けています。

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