青山陽一

青山陽一 (Yoichi Aoyama)



長野県長野市出身のシンガーソングライターであり、ギタリスト青山陽一1963年8月26日生まれ)は、日本の音楽シーンで独特の存在感を放つアーティストです。音楽専門学校卒業後、1985年にバンド GRANDFATHERS を結成し、ナゴムレコードやメトロトロン・レコードから作品を発表しました。1990年にはメトロトロン・レコードより初のソロアルバムをリリース。

音楽活動の変遷



1992年のGRANDFATHERS活動停止後、青山はソロアーティストとして活動を開始。バックバンド THE BLUEMOUNTAINS (the BM's) を率いてライブ活動を展開しました。現在のメンバーは中原由貴、千ヶ崎学、伊藤隆博など、実力派ミュージシャンが名を連ねています。

1998年には徳間ジャパンコミュニケーションズからメジャーデビューを果たし、2004年にはDreamusicに移籍。その間もコンスタントに作品を発表し続け、2010年にはスティーヴ・ウィンウッドのオフィシャルサイト主催のカバーコンテストで2位を獲得するなど、その実力は広く認められています。

人物像と音楽性



身長175cm、体重59kgと体型は中学時代からほとんど変わらず、トレードマークのメガネをかけた姿が印象的です。書籍『メガネ男子』にもインタビューが掲載されています。中日ドラゴンズの大ファンであり、栗や芋をベースにしたお菓子を好むなど、親しみやすい一面も持っています。

カーネーションの直枝政広とは誕生日と血液型が同じという共通点から、「B826」というユニットを組んで活動したこともあります。ファン制作のフリーペーパー「roughmix」でのエッセイ連載や、「レコード・コレクターズ」などの雑誌への寄稿など、音楽への造詣の深さを感じさせます。

ディスコグラフィー



シングル



最後はヌード(1998年12月23日) - NHK-FM「ライブ・ビート」1999年1月エンディングテーマ
STARLAB(2000年1月19日)
難破船のセイラー(2001年4月25日)
Come And Go(2002年6月26日)
Guitar=Organ=Drums、Just One Note、Freedom、Barizogon、Friday Rider(Live)、Who Knows What Tomorrow May Bring(Live)(2009年8月5日)
夏は喧騒なり(2011年8月24日)※iTunes他デジタル配信

アルバム



SINGS WITH THE BLUEMOUNTAINS(1990年5月20日)
Home Fever(1993年6月6日)
one or six(1995年10月10日)
Ah(1997年11月15日)
SO FAR,SO CLOSE(1999年1月21日) - メジャーデビューアルバム
SONGS TO REMEMBER(1999年2月24日) - メトロトロン時代のベストアルバム
EQ(2000年2月23日)
Bugcity(2001年6月6日)
jaw(2002年8月7日)
ODREL(2004年5月26日)
Broken Words And Music(2005年12月21日) - 徳間ジャパン移籍後のベストアルバム
DEADLINES(2006年9月20日)
Blues For Tomato(2011年10月19日)

DVD



センス溢れるギタリストのためのハイセンス・ギター・ワーク(2005年1月21日)
Broken Words And Music In Concert(2006年3月24日)

参加作品



数々のアーティストの作品にも参加しており、その音楽性の幅広さを証明しています。

松江潤「サニー・ポップ・ジェネレーション」(1993年) - コーラス
カーネーション「EDO RIVER」(1994年) - コーラス
五島良子「PIERCED」(1996年) - 作詞、ギター
五島良子「THE MUSICAL CHIMES」(1997年) - 作詞、ギター、コーラス
トッド・ラングレン・トリビュート・アルバム「トッドは真実のスーパースター」(1997年) - 鈴木慶一「the sons of 1984」ヴォーカル
MUSEUM OF PLATE「OFFER」(1997年) - スライド・ギター
はっぴいえんど トリビュート・アルバム「HAPPY END PARADE」(2002年)- 鈴木茂との共演
小林建樹『WINDOW』(2003年) - ギター
さかなトリビュートアルバム「いろんな場所に君をつれてゆきたい」(2004年) - 「LOCOMOTION」
堀込高樹『Home Ground』(2005年) - ギター
オムニバス「GO-GO KING RECORDERS ORIGINAL RECORDINGS vol.1」(2006年) - ギター、コーラス
bird「BREATH」(2006年)- 作曲
細野晴臣トリビュート・アルバム「STRANGE SONG BOOK」(2008年)- 鈴木茂と共演
朝日美穂「夏のトレモロ」(2008年)-ギター
ジム・オルーク『All Kinds of People ~Love Burt Bacharach~』(2010年)-ヴォーカル・ギター
冨田ラボ『Joyous』(2013年) - 作詞

関連項目



小田島等
カーネーション
直枝政広
キリンジ
五島良子
鈴木茂
鈴木博文
堂島孝平
ヒックスヴィル
MAMALAID RAG
恋愛ディストーション
タマコウォルズ

脚注



(脚注は割愛します)

外部リンク



YOICHI AOYAMA WEB公式サイト
emc CO.,LTD.
emc CO.,LTD.Blog
徳間ジャパン
青山陽一 (@yoichiaoyama) on Twitter
Yoichi Aoyama the BM's on facebook
Yoichi Aoyama/青山陽一 on myspace
* Yoichi Aoyama Videos on YouTube

青山陽一は、その幅広い音楽性と独特のキャラクターで、日本の音楽シーンにおいて独自の地位を確立しているアーティストです。

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