THE ONE ABOUT ME

『THE ONE ABOUT ME』は、1999年8月4日にStyling RecordsとGIZA studioから発売されたYOKO Black. Stoneの記念すべき初のベストアルバムです。

このアルバムは、彼女にとってメジャーデビューを飾る作品であり、インディーズ時代に制作された楽曲をコンパイルしたベストアルバムという位置づけです。前作のミニアルバム『LONG FORE-PLAY』から約10ヶ月ぶりのリリースとなりました。

アルバムには、音楽評論家の松尾潔氏による詳細なライナーノーツが封入されており、楽曲の背景やYOKO Black. Stoneの音楽性について深く知ることができます。

収録曲の中で特に注目すべきは、倉木麻衣によってカバーされた4曲です。そのうち3曲は、彼女の全米デビューシングル「Baby I Like」に収録されており、YOKO Black. Stoneの楽曲が国際的な舞台で評価されるきっかけとなりました。

以下は収録曲の一覧です。

1. can't get enough
新曲。後に倉木麻衣の1stアルバム『delicious way』で一部歌詞が変更されカバーされました。
2. Private Party
3. Gonna Be Ready
4. No Need 2 Worry
2枚目のシングル。
5. Calling you
3枚目のシングル。ジェヴェッタ・スティールのカバー。
6. 's All Right
メジャーファーストシングル。後に倉木麻衣がカバー。
7. Nobody Else
8. Baby I Like
後に倉木麻衣が全米デビューシングルの表題曲としてカバー。
9. GIVE IT 2 ME
10. LONG FORE-PLAY
11. Did I Hear You Say That You're In Love
後に倉木麻衣がカバー。
12. FANTASY (re-mix)
2ndアルバム収録曲のリミックスバージョン。アース・ウィンド・アンド・ファイアーのカバー。

このアルバムは、YOKO Black. Stoneの初期の音楽活動を総括するだけでなく、倉木麻衣との繋がりを示す重要な作品と言えるでしょう。彼女たちの音楽のルーツを探る上で、欠かすことのできない一枚です。

関連リンク：
YOKO Black. Stone公式サイト
GIZA studioのURL'>GIZA studio公式サイト
Styling records公式サイト

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