『THE PENDULUM』(ザ・ペンデュラム)は、日本の
ヴィジュアル系ロックバンドViViDが
2014年2月26日にリリースした2枚目のオリジナル
アルバムです。
エピックレコードジャパンから発売されました。
前作『INFINITY』から約1年8ヶ月ぶりとなる本作は、タイトルが示す通り「振り子」をコンセプトに、ViViDの音楽性の幅広さを表現しています。ロックとポップ、両方の要素を追求した彼らのスタイルが反映されています。
ギターの
RENOは、今作について「時間がかかるのを承知で、楽曲制作や楽器の音作りを徹底的にこだわった」と語っています。また、ボーカルのシンは歌詞について「世界観を広げたくて情景描写を意識した」と述べており、サウンド、歌詞ともに、これまで以上に深く掘り下げられた作品であることが伺えます。
アルバムは、初回生産限定盤A、初回生産限定盤B、そしてスペシャルボーナストラック盤の3形態で発売されました。
初回生産限定盤A: リード曲「Winding Road」のミュージックビデオとそのメイキング映像、さらに『ViViD LIVE 2013「OVER THE LIMIT~scars〜」』のライブ映像を収録したDVDが付属。発売記念イベントの参加券Aも同梱されています。
初回生産限定盤B: 配信限定
シングル「THEATER」のスペシャルムービーと、『ViViD LIVE 2013「OVER THE LIMIT~genesis~」』のライブ映像を収録した
DVDが付属。発売記念イベントの参加券Bも同梱されています。
スペシャルボーナストラック盤: ピクチャーレーベル5種がランダムで封入されており、発売記念イベントの参加券Cが同梱されています。
収録曲は以下の通りです。
1. Winding Road
2. 光-HIKARI-
3. THEATER
4. RED
5. Little Dreamer
6. ANSWER
7. Crescent
8. 天音
9. SCENE 033
10. Celebrate (通常盤のみ収録)
11. 33-ⅩⅥ (インストゥルメンタル)
12. The Devil whispers
13. HORIZON
14. LETTER
15. Good Morning World (スペシャルボーナストラック盤のみ収録)
リード曲「Winding Road」をはじめ、メジャー7thシングル「光-HIKARI-」、1st配信限定シングル「THEATER」など、ViViDの代表曲が多数収録されています。RENOは「The Devil whispers」について、「ハードロックとクラシック音楽の要素を突き詰めた」と語っており、新たな試みにも挑戦しています。スペシャルボーナストラック盤に収録されている「Good Morning World」は、高い場所から舞い降りるイメージで歌詞が書かれたとのことです。
参加ミュージシャン
SHIN:Vocal
RENO:Guitar
RYOGA:Guitar
イヴ:Bass
Ko-ki:Drums
サポートミュージシャン
岸利至:Keyboard & Programming
宅見将典:Additional Programming (#14)
MIZ:Violin & Viola (#3,9,12)
佐野まゆみ:Cello (#12)
タイアップ
光-HIKARI-: TBS系列日曜午後5時枠アニメ『マギ』第2期オープニングテーマ
天音:
舞台『鬼切姫 第二章「来るべき日」』
主題歌
『THE PENDULUM』は、ViViDの音楽的な進化と、メンバーそれぞれの個性が光る作品と言えるでしょう。